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「覚えておく」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2024年10月06日

ビジネスシーンでは敬語を使わなくてはなりません。とはいえ、正しい敬語を使うのは難しいものです。よく使う表現から少しずつ押さえて行きましょう。「覚えておく」「覚えておいて欲しい」の敬語表現を例文を交えて解説いたします。ぜひご覧くださいませ。

知っておいてください

覚えておく必要まではないが、存在しているということは認識しておいて欲しい、という場合は「知っておいてください」という言葉を使います。

「営業成績の良い人は毎年表彰されることになっています。廊下に名前が張り出してあります。知っておいてください」、「この会社は今は関東中心に出店していますが、一号店は大阪にありました。知っておいてください」などの使い方をします。

「覚えておく」は目上の人に使っても良いか

目上の人に対して「覚えておきます」「覚えておくようにいたします」などの言葉を使うのは問題ありません。「覚えておいてください」「覚えておいていただけますか」「覚えておいてくださいますか」などを使うのは避けた方がよいです。

お含みおきください・ご留意ください

目上の人に「覚えておいて欲しい」と伝える場合は「お含みおきください」「ご留意ください」などの表現を使うようにしましょう。

「明後日から新システムに移行します。お含みきください」、「学生のバイトさんはテスト期間前にはいつも休みをとります。シフト作成時はご留意ください」などの使い方をします。

ご承知おきください

目上の人に「覚えておく」を伝える時には、つい「ご承知おきください」を使ってしまいがちです。しかし、「ご承知おきください」は、間違った敬語表現です。「ご留意ください」「ご確認ください」などの言葉を使うのが正しいです。

「覚えておく」の敬語表現を使いこなそう!

「覚えておく」は敬語にすると「覚えておきます」「覚えておいていただけますか」などの形になります。

「会社の電話番号は覚えておいてください」、「取引先の担当者の名前を覚えておいていただけますか」「分かりました。覚えておきます」などの使い方をします。

「覚えておく」は基本的に目上の人に対しては使いません。目上の人に何かを覚えておいて欲しい、と伝える場合は「お含みおきください」「ご留意ください」などの言葉を使います。

「覚えておく」の敬語表現を押さえて使いこなせるようになりましょう。

初回公開日:2018年03月05日

記載されている内容は2018年03月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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