ないとはいえない
どちらかと言えば「ない」に近い、というニュアンスを伝えたい場合は「あるかもしれない」ではなく「ないとはいえない」を使う場合もあります。
「事故が起こることもあるかもしれない」は「事故が起こることはないとは言えない」に言い換えることができます。「ないだろうとは思うが、事故が起こることはないとは言えない」などの使い方をします。
可能性は低いが
「あるかもしれない」が「ない」に近い、という場合は「可能性は低いが」などの言葉を言い添えます。
「可能性は低いですが、先輩方が全員病欠するなどの事態が起これば、この仕事を貴方にやってもらうこともあるかもしれません。念のために見ておいてください」などの使い方をします。
「あるかもしれない」の敬語表現を使いこなそう
「あるかもしれない」は「あるともないとも断定できない」ということを相手に伝えるときに使います。「あるかもしれない」の敬語表現する場合は丁寧語にします。「あるかもしれません」「あるかもしれないです」になります。
「あるかもしれない」は相手に何かを依頼することもあるだろう、と伝える場面でもよく使います。「お願いすることもあるかもしれません」「お願いすることもあろうかと存じます」などの使い方をします。
どちらかと言えば「ない」に近いが「ない」と断定はできないという場面で「あるかもしれない」を使う場合は「可能性は低いが」「ないだろうとは思うが」などの言葉を言い添えます。「ないだろうとは思いますが、飛行機事故に遭うこともあるかもしれないのでチームを二手に分けます」などの使い方をします。
「あるかもしれない」の敬語表現を押さえて使いこなせるようになりましょう。