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「体に気をつけて」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2023年11月12日

「体に気をつけてね」と言われたら相手からの思いやりを感じて良い気分になる人がほとんどでしょう。そんな「体に気をつけて」は目上の人に対してや畏まった手紙などでも多く使われる日本らしい思いやりの言葉です。マナーとして間違いのない使い方や類語表現などご紹介します。

相手の体を気遣う言葉どんな風に使っていますか

習慣として、手紙の文末や人との別れ際に、相手の体調や健康について思いやる一言を添えることがあります。昔ながらの大変日本人らしい美しい習慣と言えますが、なかなかスマートにこなすのは難しいのではないでしょうか。

仲のいい相手や、かしこまらない場であれば、よく使われる表現に「体に気をつけて」といった言い方があります。しかし言う相手やシチュエーションによってはフランクすぎて失礼にあたってしまったりと、実際に用いるときには細かい点で注意が必要です。

そんな「体に気をつけて」の意味や使い方、目上の人に伝える時の言い回しや注意する点などわかっておきましょう。

「体に気をつけて」の意味

「体に気をつけて」とは、どんな時に使う言葉なのでしょう。これは相手が今現在健康であっても使う言葉で、相手が風邪をひいていたりする場合に言う「お大事に」「お大事になさってください」とはニュアンスも使う場面も違います。

単に体に気を付けてほしいわけではなく、相手の今後・これからの健康を願っている、つまり簡単に言えば「元気でいてね」という知り合いであればほぼだれもが願う当たり前のことですが、あえて言葉に出すことで相手にそれを伝える意味があります。

「体に気をつけて」の使い方

いうなれば人と人とのコミュニケーションの決まり文句のひとつのようなものともいえる「体に気をつけて」は、登場シーンはビジネスシーンにかぎりません。例えば妊娠中の友人であったり、転勤などで遠くに行ってしまう相手、離れて繰らず祖父祖母など、友人同士また家族間でも頻繁に用いられます。

「体に気をつけて」は敬語ではないため、こういった相手の体調を気遣う言葉の中でも、フランクな表現になっています。そのため目上の人や上司、もしくは初対面の人などに使うには少々ぶしつけな印象を与えます。ではこの「体に気をつけて」をビジネスシーンや目上の人に用いる時にはどのような点に注意すべきなのでしょうか。

「体に気をつけて」を敬語で使うには

「体に気をつけて」は近しい人やカジュアルな場で使う言葉とお伝えしてまいりましたが、敬語にして使うにはどうしたらよいのでしょうか。

「体に気をつけて」をそのままシンプルに丁寧にした言い方や、別の言い回しも多くあります。言う相手やシチュエーションににふさわしい言い換えをチョイスできるように、できるだけ多くを知って頭に入れておきましょう。

「体に気をつけて」をそのまま敬語にする方法

「体に気をつけて」は「体」と「気をつけて」に分けて考えてみましょう。

【「体」の敬語表現】

「体」は読んで字のごとく「からだ」と読みます。体そのものを指すだけでなく、体調、健康、体力などのニュアンスも含みます。この「体に気をつけて」における「体」はそういった意味合いで使われています。

からだには漢字で記載する時は「体」「身体」どちらも使われます。正確に言えば「体」は人や動物の頭から足までの肉体を指しますが、「身体」は心や気分なども含みます。つまり「体に気をつけて」「身体に気をつけて」どちらの表記でも構いません。

これらをシンプルに敬語的な表現にするには「お」「ご」や「御」をつけるのが間違いありません。
・「お(御)体」
・「お(御)身体」
・「ご(御)健康」

【「気をつけて」の敬語表現】

次のページ:「体に気をつけて」を敬語表現するときの例文

初回公開日:2018年03月21日

記載されている内容は2018年03月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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