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「たくさん」の敬語表現・たくさんの使い方と例文・別の敬語表現

更新日:2024年01月16日

「たくさん」はビジネスシーンでも使用できますが、単体では敬語にならないため、敬語の意味を持つ言葉と組み合わせて使う必要があります。また、状況によっては「大勢・多量・許多」などの類語を言い換えとして用います。「たくさん」と敬語についてを説明しています。

多大

「多大(ただい)」の意味は、「数量や程度が非常に大きい」です。「多く」と「大きい」を組み合わせた言葉なので、「非常に大きい」という意味を持ちます。「たくさん」よりも「数量などが大きい」印象がありますが、「非常に多くの量がある」から「(ものが積まれて)範囲が大きくなる」の連想ですので、「人の数」を表す時には「人が多大な量」といった形になります。

許多

「許多(きょた)」はあまり見聞きしない言葉ですが、「数が多い・たくさんある」の意味を持っています。漢字は「巨多」とも書きますが、一般的には「許多」を用います。「許多」は「あまた(数多)」とも読みますが、この場合の意味は「数が多い」と「程度が甚だしい」です。「あまた」の読み方は古語になるため、現代においては「きょた」と言う方が無難でしょう。

万斛

「万斛(ばんこく)」も「許多」と同様に見聞きすることが少ないと言えますが、「分量が計り切れないほど多い」の意味を持ちます。この「分量」に当てはまるのは「物の数」もそうですが、「万斛の同情」のように「気持ち」における「分量が計り切れないほど多い」ことを表す時に使用することができます。

「たくさん」は敬語をプラスしたり言い換えたりしよう!

「たくさん」は「数量が多い・十分(十分過ぎる)」などを意味する言葉ですが、敬語表現ではないため、ビジネスシーンなどの敬語を要する場で用いる時には、敬語としての意味を持つ言葉と組み合わせて使います。

同じく敬語表現ではありませんが「多く・大勢・多数・多量・許多」などの類語もありますので、状況に合った意味を持つ類語を言い換えとして用いると良いこともあります。「たくさん」を敬語の中で使う時には、敬語の意味を持つ言葉と組み合わせた文にしたり、言い換えを用いたりしましょう。

初回公開日:2018年03月07日

記載されている内容は2018年03月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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