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「付ける」の敬語表現・付けるの使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2024年04月02日

「付ける」は、身近な言葉のひとつでビジネスやプライベートでさまざまな意味で使用されています。「付ける」の敬語表現もさまざまな意味を持ちます。この記事では、「付ける」の敬語表現・付けるの使い方と例文・別の敬語表現例について紹介します。

ビジネスでの「付ける」の敬語表現は、会話や電話、メール、手紙、ハガキなど多岐に渡り、重要な意味を持つ言葉です。特に、気をつけるのは、「付ける」の意味が他の意味に勘違いされないように、特に会話や電話では、聞き間違えたりすることが多いので注意します。

「付ける」を敬語表現するときの例文は?

ここでは、色々な場面別での「付ける」を使った敬語表現の例文を紹介します。

話をつけるは?

「話をつける」の意味は、相談事や交渉事をまとめることでビジネスでは、求められる能力のひとつです。「話をつける」の敬語表現の例文を紹介します。

・本件は、明日、弁護士の先生が来て話をつけられます。
・先週の事案について部長が話をつけられることになりました。
・その件は、私の方で話をおつけします。
・その件については、私の方で話をおつけいたしますとお伝えください。
・いくつかの懸案事項は、これから話をつけます。

「味方につける」は?

「味方につける」の意味は、助力を与え加勢する人を加えることです。ビジネスでは、味方を多くして敵を少なくすることは重要です。「味方につける」の敬語表現の例文を紹介します。

・部長が味方につかれてとても心強いです。
・今回は、味方におつきいただきありがとうございます。
・本件では私も味方におつきいたします。
・大事なお客様のために味方をおつけします。
・成功するためのコツは、大勢味方をつけます。

見当をつけるは?

「見当をつける」の意味は、だいたいこうではないかという予想をたてることです。ビジネスでは、見当をつけることによって作業を絞り込み無駄な作業を減らすことが可能です。「見当をつける」の敬語表現の例文を紹介します。

・お客様が見当をつけられた場所で落し物が見つかりました。
・昨日は見当をつけていただきありがとうございました。
・来週の件については、こちらで見当をおつけいたしますとお伝えください。
・今度の試験の出題内容について見当をつけます。

○○さんをつけるは?

「○○さんをつける」の意味は、「○○さんを同行させる」あるいは、「○○さんを部下にする」ことです。ビジネスで「○○さんをつける」ことは、協力者または、パートナーとして、研修のため、監視のためなどがあります。「○○さんをつける」の敬語表現の例文を紹介します。

・課長が私の今日の訪問先に同行者として新人の○○さんをつけられた。
・私の部下として後輩の○○さんをつけていただきありがとうございました。
・駅まで○○をおつけしますので遠慮なく使ってください。
・明日の工場見学に○○をおつけいたしますのでよろしくお願いいたします。
・今度○○さんを社長の秘書につけます。

気をつけるは?

「気をつける」の意味は、留意するや用心することです。「元気をつける」の意味で使われることもあります。「気をつける」は、ビジネスでは、常に備えていなければいけないことのひとつです。「気をつける」を美化語で表現するときは、「気」の前に「お」をつけ「お気をつける」と表現します。「気をつける」の敬語表現の例文を紹介します。

・お客様は、前の人にぶつからないようにゆっくりと周りをよく見ながら歩き、お気をつけられました。
・昨日は、お気をつけていただきありがとうございました。
・お体にはくれぐれを、お気をつけてください。
・お客様の安全にお気をつけいたします。
・先日は、すいませんでした。以後、気をつけます。

名前を付けるは?

「名前を付ける」は、人や物の名前を付けることです。ビジネスでは、新製品などの名前を付けるときに使用します。「名前を付ける」の敬語表現について例文を紹介します。

・会長が今度の新製品の名前を付けられます。
・商品の名前をお付けいただきありがとうございました。
・私の方で名前をお付けしてよろしいでしょうか
・先ほど名前をお付けいたしました。
・わたしが今度生まれる子供の名前を付けます。

くっつけるは?

「くっつける」の意味は、(物と物を)接合するという意味です。ビジネスでも外れたり取れたりしたものを復元したりする時などに使用します。くっつけるというのは、口語表現なので敬語表現する場合は、丁寧語を除き「つける」の敬語表現を使います。「くっつける」の敬語表現を紹介します。

・お客様の方で外れてしまったので付けられました。
・お付けいただき大変恐縮です。
・それについては、私の方でお付けします。
・こちらでお付けいたしますのでよろしくお伝えください。

薬を付けるは?

「薬を付ける」の意味は、薬を塗ることまたは、貼ることです。飲み薬には、「薬をつける」の表現は使いません。飲み薬の場合は「薬を飲む」と表現します。「薬を付ける」の敬語表現例を紹介します。

・会長は、先日から背中に薬を付けられているとのことです。
・そのお客様は、薬を付けられるところをどなたにも見せられていません。
・背中の届かない部分は、私の方で、薬をお付けします。
・昨日、薬をお付けいたしたところ大丈夫でしょうか?
・明日から薬を付けます。

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初回公開日:2018年04月02日

記載されている内容は2018年04月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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