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「贈る」の敬語表現・贈るの使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2024年03月15日

日常生活からビジネスまであらゆる場面で使われる「贈る」という表現。正しい敬語表現は難しいと感じている人も多いのではないでしょうか。この記事では「贈る」の敬語表現を紹介します。「贈る」の敬語表現について知りたいという方はぜひ読んでみてください。

「贈る」の敬語表現

「贈る」の敬語表現は日常生活からビジネスにおいてまで幅広い場面で使われます。

目上の人が何かを贈ってくれた場合、または自分が何かを贈ることを目上の人に話す場合に「贈る」を正しく敬語で言えるでしょうか。「贈る」はどのように敬語で表現するのでしょうか。

まずはじめに「贈る」の敬語表現について丁寧語、尊敬語、謙譲語の3つに分けてご紹介していきます。

お贈りします

「贈る」を丁寧語で表現すると「お贈りします」です。丁寧語は「です、ます、ございます」を使って丁寧に表現をする敬語表現です。なので「贈る」に丁寧語の語尾「ます」をつけて「お贈りします」となります。

「贈る」の丁寧語「お贈りします」という敬語表現を用いた例文をいくつかあげていきます。
「記念品をお贈りします。」
「感謝状をお贈りします。」

お贈りになる・贈られる

「贈る」を尊敬語で表現すると「お贈りになる」や「贈られる」です。

尊敬語は贈ってくれる人に対して敬意を示す敬語表現なので目上の人が贈ります。実際に贈ってくれる人である目上の人に敬意を示さなければいけません。尊敬語の敬語表現の「お~になる」や「~られる」という尊敬語の敬語表現を利用して「お贈りになる」や「贈られる」とします。

「贈る」の尊敬語「お贈りになる」や「贈られる」を用いた例文をあげます。
「関係各所にお歳暮はもう贈られましたか。」
「プレゼントをお贈りになった。」

お贈りする・お贈りいたします

「贈る」の謙譲語は「お贈りする」や「お贈りいたします」です。

謙譲語は自分が何かを贈るという動作をへりくだって表現することで相手に敬意を示します。そのため人に何かを贈るのは自分自身になります。

「贈る」を謙譲語にするには謙譲語の敬語表現「お~する」や「いたす」をつけて「お贈りする」や「お贈りいたします」とすることで謙譲語にすることができます。

「贈る」の謙譲語「お贈りする」や「お贈りいたします」を用いた例文をあげていきます。
「先方へ感謝状をお贈りする。」
「感謝の気持ちを込めてこれらをお贈りいたします。」

「贈る」の敬語表現には「お」がつく

「贈る」と敬語で言うときには「贈る」という言葉に丁寧さを出すことができる「お」をつけて「お贈り」という形で使われることが多いです。

たとえば「ご確認」や「ご協力」、「お引っ越し」や「お返事」などのように「お」や「ご」をつけて丁寧な敬語表現になる言葉はたくさんあります。「贈る」にも「お」をつけて「お贈り」とすることで「贈る」というよりも丁寧な印象の敬語表現になります。

「贈る」の敬語での使い方

「贈る」の敬語表現は実際どのように使われるのでしょうか。ここでは「贈る」の敬語表現の基本的な使い方、メールでの使い方を例文をあげながらそれぞれご紹介していきます。

敬語の種類

「贈る」の敬語表現のところでもすでに取りあげたように敬語の種類には大きく分けて丁寧語、尊敬語、謙譲語の三種類があります。「贈る」の敬語表現を丁寧語、尊敬語、謙譲語に分けてまとめると以下のようになります。

丁寧語「お贈りします」は「贈る」に丁寧語の表現である「です、ます、ございます」などを使って丁寧に話をすることで話し相手に敬意を示す敬語表現です。

尊敬語「お贈りになる」や「贈られる」は自分が何かを贈るのではなく、目上の人が何かを贈ってくれることに対して敬意を示します。

謙譲語「お贈りする」や「お贈りいたします」は自分が何かを贈ることをへりくだって表現することで相手を持ち上げて敬意を示す表現です。

使い方

「贈る」の敬語表現は目上の人が何かを贈るときや自分が何かを贈ることを目上の人に言いたいときに使われます。

「贈る」の使い方としては丁寧語「お贈りします」では丁寧さはあまり高くないですが、何かを贈るということを目上の人に敬語を用いながらシンプルに伝えることができます。

「贈る」の尊敬語「お贈りになる」や「贈られる」を用いると敬意をはらうべき目上の人が何かを贈る場合に使うことができます。目上の人が何かを贈るということ対して敬意を示すことができます。

「贈る」の謙譲語「お贈りする」や「お贈りいたします」は自分が何かを贈るということをへりくだって表現することで相手に敬意を示すことができます。

メールでの使い方

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初回公開日:2018年04月09日

記載されている内容は2018年04月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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