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「贈る」の敬語表現・贈るの使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2024年08月27日

日常生活からビジネスまであらゆる場面で使われる「贈る」という表現。正しい敬語表現は難しいと感じている人も多いのではないでしょうか。この記事では「贈る」の敬語表現を紹介します。「贈る」の敬語表現について知りたいという方はぜひ読んでみてください。

「贈る」の敬語表現はメールではどのように使われるのでしょうか。具体例をあげて使い方をご紹介していきます。

まずは「贈る」の丁寧語「お贈りします」を用いた例です。
「いつも当店をご利用いただきましてありがとうございます。4月生まれの方々に当店からのささやかなプレゼントといたしましてお誕生日クーポンをお贈りします。」

続いて「贈る」の尊敬語「お贈りになる」や「贈られる」を用いた例です。
「取引先に何かお贈りになるとお伺いしましたが、今百貨店にいますので何かお菓子など買っておきましょうか。」

最後に「贈る」の謙譲語「お贈りする」や「お贈りいたします」の例です。
「日頃の感謝の気持ちを込めてささやかではございますが本日付けでプレゼントをお贈りいたしました。」

「贈る」を敬語表現するときの例文

「贈る」の敬語表現は日常生活からビジネスにおいてまであらゆる場面で登場します。ここではよく使われる「贈る」を使った敬語表現にしぼってどのように使われるのかを取り上げていきます。

今回は別れのときなどによく使われる「贈る言葉」の敬語表現についてとりあげていきます。「贈る」という言葉は感謝の気持ちを伝えるときに使われます。なので「贈る言葉」は感謝の言葉になります。

感謝の気持ちを言葉にして贈るとき、「贈る言葉」を敬語で言うときにはどのように言うのでしょうか。例文をあげながらご紹介していきます。

贈る言葉

例えば職場の上司が他の店舗やオフィスなどに移動になった場合、妊娠や結婚などの事情で職場などを離れないといけなくなった場合、定年退職をされる場合など感謝の気持ちを言葉にして贈らなければいけないような状況は頻繁にはないですが、たまに訪れます。

よく送別会や卒業式で「贈る言葉」という表現を聞くことがありますが、目上の人に言葉を贈るときにはどのような表現が用いられるのでしょうか。

ここでは贈る言葉の例文をいくつかご紹介していきます。

「短い間ではありましたが、いろいろご指導いただきましてありがとうございました。新天地でのご活躍をお祈りしております。」

「今まで大変お世話になりました。いつもご指導していただいたり、アドバイスをしていただきとても感謝しております。お会いできなくなるのは残念ですが、またお近くにお越しの際はお食事でも一緒に行きましょう。」

「贈る」の別の敬語表現例

「贈る」を別の敬語表現で表すとどのようなものがあるのでしょうか。ここでは「贈る」の別の敬語表現とその具体例をご紹介していきます。

送る

「贈る」を別の表現を用いて表せる言葉には何かモノを送るときやメッセージを送るときに一般的に非常によく使われる「送る」があります。

ただし「贈る」は特に感謝の気持ちを「贈る」ときに使われるのに対して、「送る」は感謝の気持ちかどうかは別にして何かを「送る」ときに使われます。

たとえば丁寧語「お贈りします」は「送る」を用いると「お送りします」となります。「粗品をお贈りしました」は「粗品をお送りしました」と言うことができます。

尊敬語「お贈りになる」や「贈られる」は「送る」を用いると「お送りになる」や「送られる」となります。「感謝状をお贈りになる」は「感謝状をお送りになる」と言い換えることができます。

最後に謙譲語「お贈りする」や「お贈りいたします」は「送る」を用いると「お送りする」や「お送りいたします」となり、「プレゼントをお贈りする」は「プレゼントをお送りする」と言い換えられます。

進呈する

「贈る」を別の表現を用いて表せる言葉には人に何かを差しあげるときによく使われる言葉「進呈する」があります。

ただし「贈る」は特に感謝の気持ちを「贈る」ときに使われるのに対して、「進呈する」は感謝の気持ちかどうかは別にして何かを目上の人に差し上げるときに使われます。

たとえば丁寧語「お贈りします」は「進呈する」を用いると「進呈します」となります。「粗品をお贈りします」は「粗品を進呈します」と言うことができます。

「進呈する」自体が目上の人に何かを差し上げるという意味の謙譲語の表現になるので、「進呈する」こと自体を敬う尊敬語はご紹介しません。

最後に謙譲語「お贈りする」や「お贈りいたします」は「進呈する」を用いると「進呈いたします」となり、「粗品をお贈りする」は「粗品を進呈いたします」と言い換えられます。

贈呈する

「贈る」を別の表現を用いて表せる言葉には「進呈する」と同じように人に何かを差しあげるときによく使われる言葉「贈呈する」があります。

「贈る」は特に感謝の気持ちを「贈る」ときに使われるのに対して、「進呈する」と同じように「贈呈する」は感謝の気持ちかどうかは別にして何かを目上の人に差し上げるときに使われます。

敬語表現も「進呈」を「贈呈」に変えて同じように使えます。ただし「進呈」の方がより軽い印象になり、「贈呈」とすると花束贈呈などのように少し畏まった印象になります。

正しい敬語で贈ってよろこんでもらいましょう

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初回公開日:2018年04月09日

記載されている内容は2018年04月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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