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「見に行く」の敬語表現・見に行くの使い方と例文・別の敬語表現

更新日:2024年03月28日

「見に行く」の敬語表現を普段の会話の中で使用することができたら、自分の動作を表現することができるだけでなく、目上の人に対する敬意を示すことも可能になります。大人として必要な言葉のスキルです。この記事では「見に行く」の敬語表現について詳しく紹介されています。

しかし、これと同じ例文を「これから映画を拝見しに参ります」という敬語表現で作成するのであれば、かなりかしこまった言い方がされていて違和感を感じることがあります。そのため「拝見しに参ります」という敬語表現は、深い敬意を示さなければならない場面に限って使うことができます。

誰かが自分に対して家宝を見せてくれようとしているとします。相手の人やその機会に対する深い敬意を示さなければなりません。そのような時に「ぜひ、家宝を拝見しに参ります」という敬語表現を使用することができます。相応しい敬意が示されていることを、誰もが感じることができるのではないでしょうか 。

自分の動作にのみ使用

かなり深い敬意を示すことが可能ですので「拝見しに参ります」という敬語表現を対応したいと考えている方もたくさんおられるはずです。しかし「拝見しに参ります」が謙譲語であることを忘れてはなりません。つまり、自分の動作にのみ使用することのできる表現であることがわかります。

そのため、目上の人を主語にして「拝見しに参ります」という敬語表現を使ってしまうことがないように注意する必要があります。そのようにして、目上の人の立場を下にみなすような間違った文法を避けることができるからです。

メールでの使い方

メールの中の文章作成する時にも正しい敬語表現を使うことができるように努力する必要があります。なぜなら、普段の会話で正しい敬語を使うことができる人であったとしても、メールの中の文章を作成するときに戸惑いを覚えることが少なくないからです。

では「見に行く」の敬語表現をメールの中で、どのようにして使用することができるのか詳しく紹介します。

部長は見に行かれました

例えば、職場の同僚とメールのやり取りをしているとします。メールの中の文章を作成するときに、自分の職場の上司について言及しなければならないこともあるはずです。

その時に「部長は見に行きました」というフレーズを使用することもできますが「部長は見に行かれました」という敬語表現を使うことによって、より深い敬意を示すことが可能になります。

「見に行きました」もしくは「見に行かれました」という、どちらのフレーズであったとしても、正確な敬語表現が使われていることになります。しかし、言葉遣いによって相手に苛立ちを与えてしまうことを恐れているのであれば「見に行かれました」という敬語表現を選択する方が安全です。

「見に行く」を敬語表現するときの例文

「見に行く」を敬語表現で使用する時の例文について知ることも非常に大切なことです。「見に行く」の敬語が使われている例文をそのまま暗記して、自分の会話の中に取り入れることができるようになるからです。これから「見に行く」の敬語が使用されている例文を詳しく紹介します。

展示会

非常に簡単な例文は「これから、展示会を見に行きます」という敬語表現になります。誰もが理解することのできるフレーズなので、相手がどんな人であったとしても、スムーズなコミュニケーションするのに役立ちます。しかし、場合によっては「これから、展示会を見に行きます」というフレーズを他の敬語表現にいい変えたいと感じる人もいるはずです。

そのように感じているのであれば「最新情報収集のための見学に行きます」という敬語表現によって同じような意味を伝えることができます。「展示会」は「最新情報収集のための」に置き換えられていることに気づかされます。

遊びに行っているのではなくて、情報を集めるための活動であることを強調したいのであれば「最新情報収集のための見学に行きます」の方が周りの人にとって理解しやすいフレーズです。

「見に行く」の別の敬語表現の例とは?

「見に行く」の別の敬語表現が使われている例文を知ることも非常に大切なことです。実際のところ「見に行く」を会話の中で何度も使ってしまうと、自分の会話を聞いている人に違和感を与えてしまう場合があるからです。では、これから「見に行く」の別の敬語表現が使われている例文を詳しく紹介します。

視察しに行く

「見に行く」を「視察しに行く」という言葉に置き換えることができます。「視察」には「実際に状況を調べ見極めること」という意味が含められています。そのため、単純に何かを見るためだけに足を運ぶことを表現しているのではなくて、どこかの場所に行った後に、何かを調べたり見極めるという目的を持っていることもわかります。

その点が「見に行く」と「視察しに行く」という表現の意味の違いです。

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初回公開日:2018年04月09日

記載されている内容は2018年04月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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