「恐れ入りますが」と「申し訳ございませんが」の違い
「申し訳ございませんが」と言う表現も、「差し支えなければ」や「恐れ入りますが」と似たような使われ方をする言葉です。この言葉と、先ほどの「恐れ入りますが」はどのように違うのでしょうか。
「恐れ入りますが」も「申し訳ございませんが」も、「差し支えなければ」とは違い、どちらもある頼みごとを、相手に「必ずしてもらいたいとき」に使う表現です。
ただし、「申し訳ございませんが」を使うときは、「申し訳ございませんが」を使うときは謝罪の意味が込められていると言えます。
もちろん、「恐れ入りますが」を使うときにも謝罪の意味が込められている場合もありますが、「申し訳ございませんが」を使うときは必ず、自分の方に何か相手に対して失礼や迷惑がかかったときであると言えるでしょう。
言葉を正しく使って上手に「お願い」しよう!
いかがでしたでしょうか。「差し支え」と言う言葉について、詳しくご紹介してきました。「差し支え」と言う言葉が、頼みごとをするときにも使える言葉である、というお話をしたときにお伝えしたように、頼みごとをするときにもその依頼にあった枕詞があります。
枕詞なく頼みごとをするのは、とてもきつい印象になりますので、できる限り「枕詞」はつけたいですが、そのときには自分の「依頼したい程度がどの程度か」によって、言葉を選べるようになると良いでしょう。