PHPのフレームワーク「Laravel」の特徴|開発環境の整え方も解説
更新日:2024年10月27日
Web系の開発で便利なフレームワークでも、処理速度が速くない点に注意が必要です。柔軟性が高いという特徴がありますが、その分コードが長くなりがちです。そうすると必然的に処理速度が遅くなります。
大規模のシステムや一度に大勢が利用するサービスを開発するとき、処理速度の遅延などの不具合が発生する問題があります。Laravelは便利ですが、全ての開発に向いているわけではありません。
あまり処理速度を求めない開発で使用するのがおすすめです。
Laravelの開発環境の整え方
ここから先は、Laravelの開発環境の整え方を紹介します。用意する方法はいくつかありますが、「Docker Desktop」や「XAMPP」が利用しやすく、MacやWindowsの両方でも使えます。
PHPやComposer、Laravelのインストール方法をまとめて紹介するため、是非最後までチェックしてみてください。
1:PHPをインストールする
PHPのインストール方法では、XAMPPを紹介します。XAMPPは「Apache+MariaDB+PHP+Perl」を一気に導入でき、個別ダウンロードやインストールする手間と設定を省けます。
こちらもMacとWindows両方で利用可能です。詳しくは専用サイトをチェックしてみてください。XAMPPのインストールができたら、次はComposerをインストールします。
2:Composerをインストールする
ComposerはLaravelのパッケージ管理システムです。Laravelはたくさんのパッケージを使用しているため、個別にインストールと更新を進めるのは大変でしょう。
Composerを導入すると、必要なパッケージを自動でインストールしてくれます。Composerは更新も自動です。Composerを導入した次は、Laravelをインストールしましょう。
3:Laravelをインストールする
Laravelのインストール方法はWindowsもMacも同じ手順です。コマンドプロンプト(ターミナル)で、下記のコマンドを実行します。
「$composer create-project laravel/laravel --prefer-dist Sample」
最後の「Sample」はプロジェクト名のため、名前は任意で大丈夫です。「mkdir(): Permission denied」というエラーが表示されたときは権限エラーになるため、頭に「sudo」を付けてコマンドを実行します。このコマンドは5分程かかります。
Laravelを学ぶ方法
Laravelには学習するにあたり、ロードマップが存在します。
最初に画面を作れるようになるためにHTML、CSSを学ぶことが大切です。そのためには、本を使って学習するのがおすすめと言われています。
次にUdemy講座でPHPを勉強し、そこでLaravelの勉強に移行します。最後に1人で作りたいものを開発するといった手順です。
ここから先は、Laravelの学習方法をいくつか紹介します。
手軽に始められる学習サイトを活用する
学習サイトで公式マニュアルや動画を使用した学習方法があります。Laravelの公式マニュアルではインストール方法や設定、使用方法など必要な情報を学べます。
他にも、Paizaラーニングやドットインストール、Udemy、Schooなどの学習サービスがあり、Laravelの講座提供をしているため活用することをおすすめします。
Udemy
初回公開日:2022年11月22日
記載されている内容は2022年11月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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