不動産番号の調べ方|用語の意味や使用するメリットについても解説
更新日:2024年06月21日
不動産番号の調べ方
ここまで、不動産番号を使うメリットについてお伝えしてきました。ここからは、不動産番号を使って手続きをしたい時のために不動産番号の調べ方をご紹介します。全部で3つの調べ方をご紹介します。
不動産の使い方のメリットでお伝えしたように、不動産番号を利用できるタイミングはいくつもあります。その時のために、調べ方を知っておくことをおすすめします。ご参考にしていただければ幸いです。
インターネットで調べる
不動産番号の調べ方の1つとして、インターネットで調べる方法があります。法務局のHPであるインターネット登記情報提供サービスを利用しましょう。こちらは有料のサービスですが、不動産番号のみ知りたい場合には簡単な調べ方といえるでしょう。
インターネット登記情報提供サービスの利用可能時間は令和4年9月現在、平日の午前8時30分〜午後9時までとなっています。令和4年10月1日からは、平日が午前8時30分〜午後11時まで、土日祝日は午前8時30分〜午後6時に拡大されます。土日祝も利用可能になったので、よりインターネットで不動産番号を取得しやすくなりました。
出典:登記情報提供サービス|一般財団法人 民事法務協会
参照:https://www1.touki.or.jp/pdf/riyou_time_kakudai.pdf
法務局窓口で調べる
不動産番号の調べ方の2つ目は、不動産を管轄している法務局窓口で調べる方法です。法務局窓口にて、不動産番号の確認を申し出ることで調べることができます。また、登記簿謄本や、登記事項証明書、登記事項要約書を申請取得することで、その書面に記載されている不動産番号を確認することも可能です。
不動産の登記時に取得した登記事項証明書に、不動産番号の記載がない場合は有効な調べ方です。インターネットを利用して確認するのが難しい方にはおすすめの調べ方です。
登記識別情報通知で調べる
不動産番号の調べ方の3つ目は、登記識別情報通知で調べる方法です。インターネット申請に対応している法務局で登記手続きを行なっている場合に限りますが、その場合には、登記識別情報通知に不動産番号の項目があります。また、登記完了証にも同様に記載されています。
インターネット申請に対応していない法務局で登記した場合には、登記識別情報・登記完了証のどちらにも不動産番号の記載はありません。その場合は、インターネット登記情報提供サービスの利用や、法務局窓口での調べ方を利用しましょう。
不動産番号を使って各種手続きを簡素化してみよう
不動産番号について、メリットや調べ方をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
不動産番号は絶対に知っておかなければならないというものではありません。もし不動産番号を知らなかったとしても、手続きが進められないといったことはありません。しかし、不動産番号は、登記申請や登記情報取得のために利用することができ、手続きを簡略化するためにとても便利なものになります。
もし手書きで不動産番号を記載する場合は、13桁もある番号なので書き間違いをしないよう注意しましょう。登記申請等で必要になった際は、ぜひ活用してみてください。
初回公開日:2022年10月03日
記載されている内容は2022年10月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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