システムエンジニアの平均年収を複数の要素から解説|役立つ資格もあわせて紹介
更新日:2024年10月20日
複数のプログラミング言語を習得する
複数のプログラミング言語を学ぶことは、従業員として基本的な年収アップへの近道と言えます。
理由として、今ある人気の言語を学んでいると強いと言われることがあります。しかし、これは基礎的な言語を学んだ人が複数の言語として学んでいることが多いためと考えられます。
したがって、流行りの言語を学んでいる人は年収が高いというように見えるのです。
そこで、どれか1つの言語を習得した後は、2つ以上の他の言語を学ぶことをおすすめします。
この方法は一番地道で確実な方法として使えるでしょう。
フリーランスを目指す
システムエンジニアとして平均年収を上げるための方法の1つには、フリーランスを目指すことです。
フリーランスの年収は人によっては1,000万近くなる人も出てくるなど、自分のスキルを上げて個別のキャリア戦略へと進む道もあります。
しかし、フリーランスは収入が安定しないためやみくもに選択するのはおすすめできません。
キャリアも積んで通常の業務以外に出てくる手間を自分でできると判断してから進むことをおすすめします。
システムエンジニアの年収アップに役立つ資格
システムエンジニアとして転職する時には、経験を積んできたという証明ができない分、転職者は面接時にアピールするところが減ってしまうでしょう。
そこで、転職しシステムエンジニアとして働きだした後も年収アップするためにも、ITスキルや知識の裏付けとして役立つ資格がいくつかあります。
そういった資格をいくつかご紹介します。
基本情報技術者試験・応用情報技術者試験
基本情報技術者試験と応用情報技術者試験という、情報処理推進機構(IPA)が行っている資格試験があります。
情報処理推進機構が行っている資格試験は、求められるスキルごとに各資格があるため、基本から始めて力試しをしていきましょう。
基本情報技術者試験は上期と下期に試験があり、応用情報技術者試験の試験時期は春(4月)秋(10月)の年2回と予定されています。
出典:基本情報技術者試験(FE) ~ ITエンジニアの登竜門 ~|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html
出典:応用情報技術者試験(AP) ~ ワンランク上のITエンジニア ~|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html
マイクロソフト認定資格(Microsoft Certifications Program)
マイクロソフト社が認定している、個人向けの世界共通プログラムのことです。自分が必要とする役割や立場などによって9種類に分けられていて、その項目ごとにそれぞれレベル別に認定資格が用意されています。
Microsoft社の発表しているデータでは、2018年Pearson of IT Certificationによると35%の人が給与または賃金がアップしたと回答していると記載があります。
種類が多いため、システムエンジニアとして年収アップする転職を考えた時に目ぼしい企業のジャンルを絞ってから受けると、実力を後押ししてくれる資格となるでしょう。
出典:マイクロソフト認定資格|Microsoft
参照:https://www.microsoft.com/ja-jp/partner/contents/mcp.aspx
ITコーディネータ
ITコーディネータとは、取得することで経営者側から見たIT業界を考えられるようにITの専門知識とコミュニケーションを学べて、経営戦略をアドバイスすることも目的とした人材育成として経済産業省が推進している民間資格です。
ITC試験に合格し、ケース研修を受講した後に認定を受けることで取得できます。難易度は資格取得サービスによってまちまちですが、8割取れれば合格できると言われています。
シスコ認定
シスコシステムズ社が行っている、世界共通基準のネットワークエンジニアの技能を計る資格試験です。
基礎的なコンピュータネットワーク技術を習得していることの証明ができるだけでなく、世界標準の通信プロトコルが学べるのでコンピュータネットワーク技術の基本資格と言えるでしょう。
初回公開日:2022年06月06日
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