銀行員の給料はどれくらい?仕事のやりがいや求められる資質についても解説
更新日:2024年10月27日
「銀行員の給料はどのくらい?」
「銀行員が求められるスキルとは?」
など、銀行業界に興味や関心がある就活生も多いのではないでしょうか。
本記事では、銀行の種類やその詳しい仕事内容をはじめ、岐阜県にある2つの地方銀行の給料なども紹介しています。
この記事を読めば、銀行員の仕事について理解でき、おおよその給料はどの程度もらえるかなどもイメージできるでしょう。
また、メガバンクや地方銀行などによって変わる事柄についても解説しているため、「銀行員」という職業に興味がある方は、ぜひこの記事をチェックしてください。
銀行の種類と特徴
早速ですが、銀行にはどのような種類のものがあるかご存知でしょうか。皆さんの身近にある銀行や日頃から利用している銀行は、どのような種類に分類されるのでしょうか。
銀行員について紹介する前に、まずは銀行のおおまかな種類や特徴について学びましょう。
銀行は、「メガバンク」「地方銀行」「信託銀行」「ネット銀行」の4種類に分けることができます。これらの分類のされ方や、それぞれの違いについて押さえて行きましょう。
メガバンク
「メガバンク」とは、営業範囲が全国に及び企業規模が大きい銀行を指す言葉です。ただし、企業規模の大きさには、「一定以上の収益」などの明確な定義はありません。
一般的には、「みずほフィナンシャルグループ」「三菱UFJフィナンシャルグループ」「三井住友フィナンシャルグループ」の3行がメガバンクと呼ばれています。
地方銀行
地方銀行は、その名の通り各都道府県に本店があり、地域を絞って業務をしている銀行を指します。特徴は、「各都道府県」という言葉が示すように、特定の地域への経済的な寄与を目的としていることです。
この地方銀行は、大きく「第一地方銀行」と「地方第二銀行」の2種類に分類されます。
その違いは加盟している協会で、第一地方銀行は「全国地方銀行協会」、第二地方銀行は「第二地方銀行協会」に属しています。
信託銀行
信託銀行は、金融機関の信託業務の兼営に関する「兼営法」によって認可を受けた銀行です。ここまで紹介してきた普通銀行とは仕事内容が異なるため、詳しく見て行きましょう。
信託銀行と普通銀行の仕事の違いは、預金や貸付など以外に、信託や併営業務を行うことです。
「信託業務」では、個人や法人が所有する金銭や不動産などの管理や運用をし、「併営業務」では、遺言書などの財産の管理、処分に関連するものを取り扱います。
信託や併営の仕事を行っている銀行は「信託兼営金融機関」と呼ばれています。
出典・参照:金融機関の信託業務の兼営等に関する法律 | e-Gov法令検索
ネット銀行
ネット銀行は、ここまで紹介してきた銀行のような店舗を持たず、すべてインターネット上でサービスを行っている銀行です。仕事内容は、普通銀行とあまり差はありません。
上記3種類の銀行との大きな違いは、今までは銀行に足を運ばなければできなかったことが、インターネット上で確認できることでしょう。また、銀行振り込みもインターネット上で行えるため、手続きの手間を省くことが可能です。
現金の入出金に関しても、提携している銀行やコンビニなどにあるATMで取引ができます。
銀行の職種
皆さんは、「銀行員」がどのような仕事をしているのか想像がつくでしょうか。
銀行員の職種はさまざまですが、ここでは営業職、事務職、資産運用アドバイザーの3つを取り上げて紹介します。
それぞれの職種については次項で詳しく解説するため、あなたが知っている職種のイメージとギャップがないか確認してください。
事務職
銀行の事務職は、大きく「窓口業務」と「後方業務」の2種類に分かれます。
通称「テラー」と呼ばれる窓口業務では、主に顧客の対応を行います。具体的には、預金口座の作成や税金の支払い、資産運用、定期預金の相談などです。
基本的に後方業務は顧客と直接接することはなく、書類のチェックなどの事務作業が基本になります。具体的には、電話対応や書類の整理、入出金などの処理などです。銀行を支える縁の下の力持ち的存在と言えるでしょう。
営業職
営業職の仕事内容は、個人向けと法人向けで変わります。
個人向けの営業は、顧客に資産運用のアドバイスや金融商品の提案を行い、法人向けの営業では、融資の案内や資金繰りについてアドバイスを行います。
一般的に、証券会社や保険会社の個人向けの営業では、1ヶ月または一定期間のうちに目標やノルマが掲げられるでしょう。
営業成績が良い場合、会社によっては、基本給に加えてインセンティブを受け取ることができます。
初回公開日:2023年01月06日
記載されている内容は2023年01月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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