メモ魔の人はどんな人?メモを取ることの効果や注意点も紹介
更新日:2024年10月31日
「種の起源」の著者で、生物学者のダーウィンはメモ魔で有名です。
ひらめいた考えを全てメモに残しておき、後から読み返して考えを整理していました。メモを読み直すと新たな発見や考えがまとまり、新しい理論を作り出すのに効果的と言われています。
レオナルド・ダ・ヴィンチ
画家で有名なレオナルド・ダ・ヴィンチはメモ魔と言われています。
画家以外に建築や数学など様々な分野で成し遂げた成果があり、自筆ノートにはダヴィンチの考えや思いつき、スケッチが描かれているほどのメモ魔です。
後から見返しても分かりやすいように、重要な所には印をつけるなど目立たせており、時折イラストを付けたりと工夫されたノートになっています。
アインシュタイン
アインシュタインは外出時には必ずメモ帳と筆記用具を持ち歩き、何かを中断してまで思いついたことはメモに残しているほどのメモ魔だったと言われています。
また、外出時に限らずベッドサイドやトイレにも欠かさずメモ帳とペンを持ち歩き、忘れないようにとすぐにメモを取る習慣を身につけていたということです。
ナポレオン
フランス第一帝政の皇帝になったナポレオンも、著しいほどのメモ魔だったと言われています。それは、自分が話したことも部下に頼んで記録に残しているからです。
ナポレオンのメモは、大臣からの報告書に関するものから個人的な手紙の数々も自筆のメモで残されており、これらは走り書きのような筆跡のため中には読みにくいメモもあったそうです。
エジソン
発明家のエジソンも相当なメモ魔と知られています。
エジソンがメモ魔になったのは、ダヴィンチに憧れていたためメモやノートを取るようになったと言われています。
メモの内容は発明に関わることだけではなく、生活の中で感じたことやジョークなど浮かんだものは全てメモに残していました。
また、実験結果もメモしており、時間が経ってから見直すことで新たなアイデアが浮かび数々の発明につながったのでしょう。
ナイチンゲール
看護師として名高いナイチンゲールは、子供の頃から手紙を書いたり気づいたことはメモに残したりするほどのメモ魔で有名です。
ノートにはたくさんの名言が残っており、次の世代へと受け伝えられています。
ナイチンゲールは母と姉に看護婦として働くことを反対されており、家族に自分の思いを打ち明けることができないため、自分の気持ちや考えをノートに書き留めていました。
ニュートン
「ニュートンの家計簿」というノートが存在するほど、ニュートンも並外れたメモ魔で知られています。
りんごの木から万有引力を発見するなど、学者として数々の功績を残しました。ニュートンは独特な発想やひらめきなどをメモ帳に書き留めるだけではなく、家計簿の支出の内訳まで細かく書いていたそうです。
メモを取る時の注意点とは
仕事や物事の効率アップに有効な「メモを取る」という行為ですが、闇雲にメモを取っていても逆に仕事できない人と印象を持たれてしまいます。
そこで、良くないメモの取り方として3つ紹介します。
・相手の話を一文一句メモしようとする
・どこに何を書いたのか分からなくなる
・自分で書いたのに読めない
上記のように、効率の悪いメモの取り方はしないようにしましょう。
メモを取る時のポイントとして、メモ帳としてのノートは1冊にまとめ、後で書き足せるように余白を十分に取りましょう。また、色分けして書くことで読み返したときに分かりやすくなります。
メモがもたらす効果を知り取り入れてみよう
メモ魔になることで得られる効果は、上記で説明したようにたくさんあります。
メモを取ることでこれらの効果が身につき、「行動力がある」「話や文章が上手」「企画力が優れている」「判断や決断力がある」などの好印象をもたれる可能性があるため、ビジネスにおいてとても有効です。
メモを取ることで、相手に「仕事ができる人」と印象づけることもできます。メモがもたらす効果の意味をきちんと理解し、様々な場面で効率化につながるメモ魔を目指しましょう。
初回公開日:2022年08月25日
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