短期バイトの志望動機の例文|主婦/学生・職種別の書き方や注意点
更新日:2024年07月08日
短期バイトの志望動機
いつもは、パートタイムの主婦やアルバイトの学生でお店をまわすことができるけれど、年末年始や、ゴールデンウィーク、クリスマスといった繁忙期には、どうしても普段以上に人手が欲しいというお店が、期間限定で募集をかけているのが短期バイトです。短期バイトに応募する際の志望動機の書き方を、会社別、現在の状況別に紹介します。
短期バイトと単発バイトの違い
短期バイトと混同されがちな単発バイトの違いについて紹介します。まず単発バイトは、1日、1週間単位で働ける仕事で、派遣会社を通して、仕事を紹介してもらいます。近年の法改正で、特定の条件に当てはまる人のみが、勤務可能のスタイルとなります。実際は、派遣会社によって、働く条件が異なります。
短期バイトは、3ヶ月未満と期間を決めて働くスタイルで、単発ではほとんど扱わない事務やアパレルなど、憧れの仕事を経験することができます。こちらは、直接雇用の場合もあり、残業や早出などをお願いされる場合もあります。シフト希とおりに入れないこともありますので、対応しなければなりません。
特に、明確な基準をもうけられているわけではありませんので、面接の際には、どちらでも短期バイトと答えて問題ありません。
主婦
長い間、専業主婦として家事に専念したけれど、周りのことが一段落ついて、長期で働きたい。でも、働くことへのブランクが長くて心配という人が、仕事復帰への予行練習として、短期バイトを選んでいます。
軽作業のお仕事なら、特別なスキルが必要ないため、すぐに始めることができます。志望動機については、素直に伝えるのがいいでしょう。家が近いから、子供が幼稚園に行っている時間だけなど、という理由でも交通費を払わなくて済むので、会社側にもメリットがあります。
そのため、短期バイトの志望動機として十分成立します。職種によって、シフトの融通の利きやすさは異なりますので、ご自身で仕事を選ぶ際、何を一番重視するのかを決定してからお仕事に応募しましょう。特に、扶養に入られている方は、年収に上限がありますので、雇用主と相談の上、シフトを組んでもらう必要があります。
学生
短期バイトの募集がたくさんかかる時期と学生の長期休みは、重なることも多く、普段できないことをしたいという人におすすめです。また、人手不足を解消したいという思いから、企業は、いつもより高い時給をみなさんに掲示します。
もちろん、短期バイトで集中的に稼ぎたいからという志望動機をもって臨んでも、面接官は気にしないでしょう。しかし、どうせならば、目的意識をもった人と一緒に働きたいと思いませんか。
そこで、志望動機には、あなたの興味がある分野、就職を考えている業界の情報を絡めて「わたしは、この分野に興味があるから、この短期バイトを通じてここが知りたい」と、明確に伝えてみましょう。ゲームのテスターや事務職など、学生でも挑戦できる短期バイトは、種類が豊富です。
フリーター
派遣などの非正規雇用のフリーターは、次の就業先が決まるまで収入が入らないので、それまでの繋ぎとして、短期バイトを利用する人もいらっしゃるでしょう。志望動機は、素直に「就業期間などの条件が希望に合ったため」と記入して問題ありません。
短期バイトでは、3日や1週間など、あまりに短い期間の就業のために、履歴書にどのようなテンションで志望動機を書くのか悩みますが、フリーターも社会人として、責任感をもって業務にあたってくれるものとして判断されますので、無理に志望動機を考える必要はありません。
今までの職歴で生かせるものがあれば、履歴書に盛り込む程度の心構えで十分です。大切なのは、まわりとコミュニケーションがとれるかを重要視されますので、応募の際の電話応対や面接の受け答えを丁寧に行いましょう。
ニート
今まで仕事をしてこなかった、就職をしたけれども、人間関係が築けずリタイヤしたら、いつの間にかニートになっていた、という人にも短期バイトはいいリハビリになります。
短期バイトとはいえ、お金が発生している以上、仕事を続けていくことができるかというところが、面接官の気になるところです。志望動機には、前職をやめた理由を前向きに捉えた上で、今後どのように仕事に取り組むのか、自分の考えを記入しましょう。
また、仕事をしていない期間中に取り組んだこと、苦労したことを志望動機に入れると短期バイト中に変わろうとしているな、応援してやろうと、あなたの成長を見守ってくれるでしょう。
障害者雇用をしている企業や軽作業メインのお仕事は、あなたのような人も多くいますので、まずは、3歩踏み出して見てください。
履歴書
最近は、携帯のアプリケーションなどを使って履歴書を作成することができます。短期バイトでは、一度にたくさんの人を期間限定で雇い入れることが、目的の一つにあります。つまり、短期バイトで提出する履歴書は、必ずしも手書きである必要はありません。
相手に見やすいことが一番です。手書きの履歴書同様、個人情報、職歴、志望動機を埋めて、お近くのセブンイレブンやファミリーマートなどで印刷すれば、応募の度に履歴書を新しく書いていく手間が省けます。
また、一度作成した履歴書を元に複製して、志望動機の内容を変えるだけと、転用も簡単です。作成するアプリケーションや印刷するコンビニによって、一部の文字のフォントやサイズが、不自然に変換されて印字することもありますので、一度、試し刷りをして確認しましょう。証明写真も、一緒にカラーコピーするとかなりコストダウンに繋がります。
面接の志望動機注意点
繁忙期に募集がかかる短期バイトのメインは、接客業やイベントの仕事です。短期バイトの指定服として、黒かベージュのパンツと、襟付きシャツが定番です。
面接官に清潔感や志望動機を通して、ハキハキとした受け答えができる人と好印象を抱いてもらうために、身だしなみは整えてから面接にのぞみましょう。特に指定がなければ、私服で問題ありませんが、フード付きのパーカーやスラックス、ジャージを着用するのはやめましょう。
志望動機は、履歴書に書いたとおりで、どんな仕事に興味があるのか、好きな歌手はなど、面接の際に聞かれますので、あらかじめ用意しておくと良いでしょう。
また、シフトに関しては、当然、祝日や年末年始に働けることが前提としてありますので、必ず出勤できるようにしましょう。特別な日に出勤できるかできないかで、採用の合否も変わります。
職種別での短期バイトの志望動機の書き方や注意点
初回公開日:2017年11月28日
記載されている内容は2017年11月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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