OB訪問に手土産は必要なのか|手土産のマナー・手土産
OB訪問の手土産の選び方
OB訪問で持参する手土産は、具体的にはどのようなものがよいのでしょうか?相手の好みや勤務先の雰囲気などを考えつつ、より適した手土産が購入できるようにしてください。
大きすぎる菓子折りは避けた方が良い
OB訪問の手土産として、「たくさん入っているもの」と、大きな菓子折りは避けるようにした方が良いでしょう。これは、OBの先輩の負担になりすぎてしまう可能性があるからです。賄賂のように感じられてしまう可能性も高まりますし、仕事中や外回りの途中だったりすると、荷物になってしまって困らせてしまうこともあるからです。
相手の迷惑になりそうなものは避ける
OBの先輩の嫌いなものや苦手なもの、アレルギーがあるものなどを手土産から除外するのはもちろんですが、香りの高すぎるものや、大きすぎるもの、重すぎるものは避けるようにしましょう。
OB訪問は、勤務先の外で行うことも多いものです。先輩がもらって、そのまま職場に持って帰ることが出来る手土産を選ぶようにしてください。
アルコール類も避けましょう。どうしても重くなってしまいがちですし、手土産としてもらったところで、勤務先に堂々と持ち帰ることが難しいからです。職場によっても異なって来ますが、やはりOB訪問に対応していたスタッフが、アルコール飲料を持って帰りにくいという環境は少なくないでしょう。
生菓子やこぼれやすいものは避ける
ケーキや和菓子など、要冷蔵の手土産は避けるようにしましょう。特に、外でOB訪問をするとき、相手が持ち帰る負担になってしまうことがあります。
職場で食べるにしても、こぼれやすいものや食べにくいものは、迷惑になってしまいやすいです。シュークリームやエクレアなどは、分かりやすい例ですね。大きすぎて口に入れにくいものや、皮がぼろぼろにはがれやすいものなどは、避けておくのが無難であり、社会人としてのマナーでもあります。
飲み物のボトルや缶
「相手の負担になりすぎない」というメリットを考えた上で、「感謝の気持ちを伝える」というポイントを合わせると、その場でさっと手渡せる飲み物はです。
しばしば戸惑ってしまう人も多いですが、OB訪問では、大仰な菓子折りなどを用意する必要はありません。そのため、コンビニで買ったドリンクであったとしても、「本日はありがとうございました」という心からのお礼が伝われば、十分感謝の気持ちを伝えることが出来るのです。失礼にも当たらないですしね。
ただし、相手の好みを把握しておくことは大切でしょう。コーヒーが嫌いな人に、缶コーヒーを贈ってはいけませんからね。また、結露して水浸しになっているボトルや、熱すぎて持てないような手土産を渡してしまうのは、相手の迷惑ですからマナー違反です。重すぎる大きなサイズも避けた方が良いです。
缶から500ミリリットルのペットボトル程度にしておくと良いでしょう。少し良いお店のものだったりすると、印象も良くなりつつ、相手の負担にもなりにくいです。
「気軽なものを贈ってしまう」という不安があるのであれば、「本当は菓子折りなどをお贈りしたかったのですが、ご負担になってしまうと思いまして」といった言葉を添えられるようにしておくと良いでしょう。
栄養ドリンク
日々慌ただしく働いている社会人にとって、栄養ドリンクは喜ばれやすい手土産のひとつです。もちろん大量に購入してくる必要ありません。エナジードリンクや、女性向けであればビタミン飲料なども喜ばれやすいでしょう。コンパクトですし、コンビニやドラッグストアでも購入出来て、やや高めなので手土産としても心もとない事態は避けやすいですよね。
ただし、これは相手の先輩によって、受け止め方が異なりやすいものでもあります。人によっては、「もっと働けということか」というネガティブなイメージを抱いてしまうパターンもあり得ます。健康的に取り入れるものではないという認識が強いほど、この傾向になりやすいので、相手のタイプなどを考え、失礼のない手土産に出来るようにしましょう。