OB訪問に手土産は必要なのか|手土産のマナー・手土産
茶葉やドリップパックなど
菓子折りのかしこまった感じは避けたいけれど、なにかまとまったものを手土産に選びたい場合、コンパクトなお茶葉やティーパック、ドリップパックなどを贈ると良いでしょう。五個パック程度の小さなものもあるため、手頃な価格で購入しやすく、相手も軽くて持ち帰りやすいでしょう。粉末タイプの飲料なども、手軽に購入しやすく、社会人のブレイクタイムに喜ばれやすいアイテムです。
紅茶やコーヒーなどであれば、職場で気軽に使用することもできますし、万が一自分の好みに合わない場合は、勤務先で分けることも可能です。パッケージに凝ったものや、少し良いブランドものなどを選べば、手土産としての箔も付きやすいです。高級すぎるものや、消費しきれないほどの大量のものを避けるようにすれば良いでしょう。
クッキーやマドレーヌなどの焼き菓子
手土産の定番である、クッキーやマドレーヌ、フィナンシェなどの焼き菓子は、OB訪問の際にも取り入れやすいです。日持ちもしやすいですし、温度にもそこまで気を配らなくて良いからです。
大げさになってしまないよう、ごくコンパクトなアソートタイプなどにしておくと、喜ばれやすい上に、OBの先輩の負担にもなりにくいでしょう。箱詰めのものよりは、ビニールをはじめとしたプチギフトのようなものの方が、OB訪問には適しているかもしれません。「ほんの気持ちです」といったニュアンスを大事にすると、大げさすぎないものが選びやすいですよ。
地域のお土産
地方からOB訪問のために出てくる場合、その地域ならではのお土産を持っていくのはです。特に、同じ出身のOBの先輩に話をしてもらうなどの場合、懐かしさを感じてもらいやすいですし、その場の話題にもなるので、盛り上げにも一役買ってくれる可能性が高いです。
その土地の名産品や特産品、地方限定のちょっとしたお菓子などが良いでしょう。高級すぎるものや、生もの、相手を選ぶような特殊なものなどを避ければ、予算はややアップさせやすいです。OB訪問の手土産というより、「私の地方のお土産です」といった言葉も添えやすいので、受け取ってもらいやすい状況も作れます。
OB訪問の手土産の値段相場はいくらくらい?
OB訪問をする際、手土産はどのくらいの値段相場のものを選べば良いのでしょうか?「相手に負担にならない程度の金額」とは、具体的にどのくらいになるのかをチェックしてみましょう。
ドリンク類は200円程度で良い
缶コーヒーやペットボトル飲料などを手土産にする場合、100円から200円程度が平均の金額です。「安すぎるのではないか?」と心配する人もいますが、元々手土産自体は必須マナーではないので、特に問題はありません。
栄養ドリンクは300円前後
栄養ドリンクやエナジードリンクなどを手土産にする場合、大体300円前後が良いでしょう。大量のセットバックで持っていくと、結局のところ相手の負担になってしまいやすいので、一本で構いません。
焼き菓子類は500円前後から1000円程度
焼き菓子や紅茶・コーヒーのパック類を手土産にする場合は、500円前後が妥当の金額です。少し奮発するとしても、1000円程度に収めておくのが平均的です。
地方のお土産は1000円程度
地方からOB訪問に出てくる場合、現地のお土産を手土産にするのであれば、1000円前後のものが良いでしょう。