能天気の語源・脳天気との違いと反対語・能天気になる方法
更新日：2024年07月10日
能天気の語源
18世紀ごろの文典漢字の表記は多様ですが、【能天気】【能転気】と書かれることが多いです。【能天気】という表記は「のうてんき」という音にあてられた字で、これもごく最近の表記でなく、江戸時代から使われている言葉です。
能天気と脳天気の違い
能天気と脳天気の違いですが、脳天気は、向こう見ずで軽薄な人を脳天気といいます。能天気も軽薄という意味なので同意語になります。能天気を脳天気と同じ意味になるので、脳天気と思っていた人もいるでしょう。
能天気と脳天気の違いは、能天気を脳天気と小説家の平井和正さんが明記してから、一般的に脳天気と使われるようになったということです。
能天気の反対語・対義語
能天気の反対語、対義語はなんでしょうか。能天気な人は軽薄、無謀な性格なので、軽薄の反対は重厚、無謀の反対語は慎重で用心深いが当てはまります。
したがって、能天気の反対語、対義語はありませんが、能天気の反対語、対義語は、慎重天気や重厚天気と言えるでしょう。能天気な人の性格は、のんきとも言われます。のんきの反対語は、せっかちです。短気や神経質とも言えます。
能天気になる方法
脳天気になる方法は、とても難しいです。能天気な人は、意識して能天気なわけではありません。元々能天気な性格です。能天気じゃない人が能天気になる方法は、深く物事を考えず、何か問題が起きても気にしないようにする、他の事を考える、やることがたくさんあるほうがよいでしょう。
なぜなら、細かい事を気にする余裕がなく、毎日忙しく考える暇を与えないように1日の予定を増やすと、能天気にならざるを得ません。考える余裕を作らないことです。
能天気を言い換えると？
能天気を言い換えると、気楽 、安直、脳天気 、能天気 、のんき、いい気なもの、楽天的 、楽観的、お気楽主義です。
能天気を言い換える言葉も並べてみると分かりますが、プラス思考なイメージがあります。ただ、プラス思考過ぎて人から何か教わる時や、一緒に考えて欲しい事があったりすると呆れられることが多いでしょう。
能天気類語
能天気類語は、安直・安穏・楽天的・楽観的などです。能天気を言い換えると同じ意味を示す言葉が多く、安直とは、考えが安っぽいこと。安穏とは、穏やかで安らかな様、楽天的とは、物事を明るい方に考えること、楽観的とは、物事が上手くいく前向きな考え方を示します。
能天気の類語は、脳天気、能転気と使われる事もあります。能天気は、同じ意味で漢字を変えて使われる場合も多いです。
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初回公開日：2017年11月10日
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