神奈川の方言一覧!響きがかわいい言葉や特徴もあわせて紹介
更新日:2024年10月03日
「かたす」は「片づける」という意味で用いられている神奈川の方言で、意外と標準語として使っている人が多い言葉として挙げられています。主に横浜を中心に使われていますが、全国的に使われていることが多いです。
使い方としては、「そこにあるものかたしてくれる?」、「いつになったら部屋をかたすの」などになります。
あんきだ
「あんきだ」という神奈川の方言は、「安気だ」と書き、「安心だ」という意味合いになります。ちなみにこの言葉は、名古屋弁の「あんきだ」と同じ意味です。
一見すると「暗記」と勘違いしてしまい、何か命令されているような雰囲気がありますが、実際にはその逆で相手を勇気づける方言として親しまれています。
けっぱぐる
「けっぱぐる」は、「蹴り飛ばす」という意味合いで用いられる神奈川の方言です。物理的に蹴り飛ばすだけではなく、相手をやっつけるという意味合いでも使われています。
主に横浜方面で使われている古い横浜弁の一種で、物に対して使う場合は物理的に蹴るだけですが、人に対して使う場合は相手の怒りを買っている可能性があるので注意が必要です。
うんめろ
神奈川特有の面白い方言として挙げられているのが、「うんめろ」です。「うんめろ」は「たくさん」という意味合いで用いられており、神奈川の南部地方では「おんめろ」という場合もあります。
古い神奈川弁なのであまり使われることはなく、「美味しい」を意味する「うんめえ」という方言と聞き間違えてしまうなど、やや紛らわしい方言です。
かったるい
聞き覚えがある人も多いのではないかと思われる方言のひとつに、「かったるい」があります。標準語として使われることもありますが、こちらは「面倒で疲れる」という意味合いの神奈川の方言です。
湘南弁として用いられているもので、若い人の中には崩したものとして「かったりー」を使うこともあります。
横入り
「横入り」は元々名古屋弁が起源だと言われていて、名古屋でこの言葉を聞いた学生が神奈川に持ち込んだことで広まったとされています。
意味は「割り込まれる」で、行列などに割り込まれた場合や車が列に割り込んできたときなどに用いられています。全国的に知られている方言のひとつで、神奈川県民でも方言と知らない人も少なくないです。
したっけ
「したっけ」は「そうしたら」や「それじゃあ」など、話のつなぎとして用いられている神奈川の方言です。北海道でも同じ言葉の方言はありますが、北海道の場合は「さようなら」なので意味合いが異なります。
使い方としては「したっけ、また明日」など、会話の最初に用いられることが多いです。
くっちゃべる
初回公開日:2022年07月14日
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