革靴の紐の結び方・隠す方法・内側|おしゃれ/ほどけにくい
更新日:2024年07月08日
「イアンノット」は、スポーツ選手も使っているほど、ほどけにくさに定評がある結び方です。途中までの紐の通し方は関係なく、最後の結び方をイアンノットにすることで、普通に蝶々結びをするよりも格段にほどけにくくなります。このイアンノットの結び方をマスターすれば、革靴だけではなく、スニーカーなどにも応用可能なので、とても便利です。
「イアンノット」の結び方
一見蝶々結びのようですが、そのほどけにくさは段違いです。言葉だけではわかりにくいので、動画を参考にして、ぜひ試してみてください。動画は、革靴ではなくスニーカーを使って説明していますが、革靴でも同じ要領で結ぶことができます。
1.革靴の穴に紐を通し終えたら、蝶々結びのときと同じように、まずは普通に紐を結びます。
2.左右の紐でわっかを作ります。
3.2で作ったわっかにお互いのわっかを通します。
4.3で通したわっかを引っ張れば完成です。
ほどけにくい結び方2「ベルルッティ結び」
「ベルルッティ」とは、良質な革製品を多く生み出しているフランスの老舗高級ブランドの名前です。つまり、「ベルルッティ結び」とは、そのベルルッティが自社の革靴で採用している結び方のことです。そんな高級革靴のブランドが採用している結び方なので、ほどけにくさはもちろんのこと、見た目にも美しく高級感のある仕上がりになります。
「ベルルッティ結び」の結び方
こちらも言葉だけでは説明がわかりにくいので、動画と説明を合わせてご確認ください。
1.革靴の穴に紐を通し終えたら、蝶々結びのときと同じように、まずは普通に紐を結びます。
2.左右の紐を結び目の紐にくぐらせて、巻きつけるような形にします。
3.左右の紐で蝶々結びの形を作ります。
4.そのまま左右の紐を引っ張れば蝶々結びというところまで来たら、引っ張る前に片方のわっかを下の空間に通して真ん中に二重に巻きつけるような形にします。
5.最後に、蝶々結びと同じ要領で左右の紐を引っ張って完成です。
説明だけ読むとちょっと難しく感じますが、ざっくり言ってしまえば、蝶々結びの真ん中を二重にするだけです。一度覚えてしまえば、とても簡単にできるので、動画を見ながらぜひ練習してみてください。
フォーマルなシーンにも合う革靴の紐の結び方
フォーマルなシーンに合う革靴の紐の結び方といえば、真っ先に挙げられるのが「シングル」でしょう。しかし、シングルという結び方は、結び方が簡単で上品に見える反面、ほどけやすいというデメリットがあります。フォーマルなシーンでも、長時間履くことが予想される場合やアクティブに動き回るときには、シングルは不向きです。
ここでは、シングル並みにフォーマルなシーンに合う、かつ、シングルよりもほどけにい結び方をご紹介します。
フォーマル+ほどけにくい=「パラレル」
フォーマルなシーンにも合って、なおかつ、ほどけにくい結び方は、「パラレル」という結び方です。パラレルは、シングルと並んで革靴の紐の結び方の定番だと言われています。
仕上がりは、シングルとあまり変わらず、上品なビジュアルです。しかし、左右の紐をジグザグに交差していく結び方なので、シングルよりもほどけにくく、長時間歩いても疲れにくいのが大きな特徴です。
「パラレル」の結び方
1.革靴の一番下の穴に外側から左右の紐を通します。
2.内側から出た左右の紐の長さを揃えます。
3.左の紐を右側の一つ上の穴に内側から通しましょう。
4.右の紐を左側の二つ上の穴に内側から通します。
5.3の紐を左側の同じ高さの穴に外側から通しましょう。このとき、紐が外側に横一直線になります。
6.4の紐を右側の同じ高さの穴に外側から通します。このとき、紐が外側に横一直線になります。
7.1~6を繰り返して、最後に紐を結んで完成です。
革靴の紐の結び方の基本!「シングル」とは?
「シングル」は、革靴の紐の結び方の基本中の基本、一番ベーシックな結び方です。「革靴の紐の結び方といえば、シングル」といっても過言ではありません。
シングルだと、革靴がすっきりと美しい上品な印象になり、フォーマルなシーンやビジネスシーン、冠婚葬祭など、どんな場面にもマッチします。オールマイティーに使えるので、シングルの結び方は必ずマスターしておきましょう。
「シングル」の結び方
初回公開日:2018年05月01日
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