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グローバル化のメリット・デメリット/例|国際化との違い

更新日:2024年06月02日

昨今、テレビ、ラジオ等でよく耳にするグローバル化と言う言葉。何となく、意味はわかるけど、うまく説明できない人、それによって日本がどう影響を受けるのかピンと来ていない方が多いと思います。様々な事例を元に、グローバル化とはどう言った事なのかを解説して行きます。

グローバル化とは

昨今、テレビやラジオその他媒体にてよく耳にする言葉「グローバル社会」や「グローバル化」「グローバル人材」何となく意味はわかるけど、誰かに具体的にどういう事なのかと説明を求められると、答えられないひとは多いかと思います。

そういった方達の為に、この記事でグローバル化とは何なのか、グローバル化のメリット、デメリット、我々の私生活にどう影響を及ぼすか等を説明、解説をして行きたいと思います。皆様のご理解の一助になれれば幸いに思います。

意味・定義

グローバル化とは何かを言及する前にグローバルの言葉の意味から解説します。グローバルは英語でGlobal。どう言った意味かと言うと「世界の」「世界的な」「国際的な」となります。それをグローバル化に当てはめると、国際化となるのですが、これではあまりピンと来ません。

よく筆者が耳にするのはグローバル化は、グローバル化=英語が世界公用語になり、日本でも英語の重要性が高まる社会になるため、英語を勉強しなければならないと言う方、確かに、それもグルーバル化の一つの要素です。

ただ、それだけの話に止まりません。グローバル化とは経済、政治、文化、様々な側面において国家間の垣根を超えて、資本、情報がやりとりされる状態になる事を指します。一言で申し上げると「これまでの日本のやり方(常識)状況に応じて変わっていく。」と言えます。

グローバル化のメリット・デメリット

グローバル化のメリット①

グローバル化によるメリットとはどう言ったものがあるのでしょう。グローバル化によるメリットは何と言っても世界全体がマーケット(市場)になる事です。日本では、人口が減少傾向にあり、また少子高齢化の影響もあり、市場(需要)が縮小傾向にあります。人口減少だけでなく、日本は高い品質のインフラ(道路、新幹線、発電所、無線通信等)が整備されており、かつ各家庭に携帯電話、車、家電(洗濯機、冷蔵庫、テレビ)等が行き渡っていて、日本には置き換えニーズ(需要)しかありません。

その一方、世界に目を向けると人口は爆発的に増え続けており、(2030年には約100億人となる。)電気、ガス、水道が無い、又テレビを所有していない家庭が山ほど存在しています。これまでは、金銭に余裕がなく物を購入する余裕がなかった人たちが、豊富な資源、外資誘致等で所得増による影響で中間層が増え、消費が旺盛になると見れらています。日本にしか売れなかった物が海外(全世界)に売る事ができます。実際にグローバル企業はその恩恵を受け、最高売上最高益をあげています。

グローバル化のメリット②

二つ目のメリットは優れた技術、人材の確保です。前述した通り、グローバル化は資本、情報のやりとりの自由化です。この状態を利用して、日本の企業は海外に工場、支社を構える事ができます。又、株式等を通じて優れた技術を持つ企業の買収を行う事が可能になります。行き詰まっていた開発(技術)を他社買収によって容易に手にする事ができるようになり、又優秀な外国籍のエンジニアを雇用(ヘットハンディング)する事で経営基盤をより強固な物にする事が可能になり、売上、利益を最大化する事ができます。

グローバル化のデメリット①

ここまでグローバル化のメリットを説明してきましたが、当然物事にはメリットがありデメリットがあります。では、どのようなデメリットがあるのか見て行きましょう。デメリットは簡単に申し上げると、メリットの裏返しです。グローバル化により市場が世界全体になり売り先が増えるのがメリットですが、グローバル化する事により、日本で細々と事業を行っている農業、漁業、林業(一次サービス)が大きな脅威に晒される事になります。

米国、オーストラリアでは広大な土地を利用した、大規模農場が営まれ、少ない人手(機械化)で多くの作物を作っています。その安価な農作物が日本に輸入される事になれば、農業等に従事している方々の雇用が奪われ、日本の食料自給率がさらに低下します。

グローバル化のデメリット②

又、技術、人材獲得の面でも同じ事が言えます。グローバル化により、容易に買収、優秀な人材の確保ができると申し上げましたが、それは海外企業も日本企業を買収できるという裏返しになり、人材の流出のリスクに晒されてしまいます。今まで積み重ねて来た物が、資金力のある外資に狙われ、優秀な人材がヘッドハンティングされてしまう。こうなってしまうと日本の稼ぐ力、技術力の低下に繋がります。

グローバル化の例

では、その国家間の垣根を超えて、資本情報がやりとりを行われる「グローバル化」する事で日本はどのような恩恵、影響を受けるのでしょうか。それらを事例を揚げながら一つ一つ解説して行きたいと思います。

ここでさらにイメージを掴んで頂く為にグローバル化の例を上げます。身近な企業で急速にグローバル化を進めている企業と言えばユニクロでしょう。ユニクロは山口県のある地域で開業しました。初めは品質が安定せず、クレームの山で大変苦労したようですが、一つ一つのクレームに真摯に向き合い、品質を安定させ、少しづつリピーターを獲得したでしょう。

その後、低価格戦略、最先端素材戦略、ブランド化等の経営戦略で一兆円を超える企業となっています。ユニクロのグローバル化はかなり進んでいます。例えば、「製造拠点」人件費の安い(中国、ベトネム、バングラデシュ等)で生産し、低コスト化が実現できています。次に「給与体系」全世界で統一化(透明化)させ、アジアの優秀な人材を獲得できています。

「販売点の世界展開」アジアを中心に世界展開しています。これらを用いて低価格で品質が高く斬新な物の売り方で今も勢いがあり、成長できています。まさにグローバル化の恩恵を受けている企業の一つです。

教育・日本・企業

これまで、グローバル化について経済、企業活動中心にメリット、デメリット等を解説、説明して来ましたが、グローバル化により影響を受けるのは経済だけではありません。学校教育にも影響を及ぼします。今後もグローバル化が進む事は間違いないでしょう。その為に政府は三つの事に力を入れています。

一つは英語です。残念ながら、ビジネス等で使用されている共通語は英語です。この英語が話せなければ、グローバル化が進む社会の中で戦っていけません。その為、他の授業を削って英語の時間を増やしているのが現状です。二つ目は討論(ディスカッション能力です。)これまで学校の教育は先生に教えてもらった事を覚える(一方通行)の授業形式でしたが、今後は、文化、思想の違う外国人と対等に話をし意思疎通を取らなければなりません。

今の日本人は知識がある人は多いですが、人に説明したり、討論する力が足りていません。それ故に、今後授業は対話を重視したスタイルに変わって行きます。三つめはITです。今後の世界で活躍していく為に必要なプログラミング等を若い内から学んで行きます。

グローバル化 提言

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初回公開日:2017年08月29日

記載されている内容は2017年08月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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