フリーランスゲームプログラマーの現状とは?案件獲得の方法もあわせて紹介
更新日:2024年10月17日
自分自身でゲームを作る
ゲーム開発に必要なプログラミング言語をある程度習得したら、実際に自分自身でゲームを開発してみましょう。手を動かしながら学ぶ方が、モチベーションを保ちながらスキルを身につけていけます。
簡単なゲームだったとしても、一から挑戦することでゲーム開発の流れなども身についていきます。可能であれば完成したゲームを他の人にも見てもらい、フィードバックを貰いましょう。
作成したゲームをポートフォリオとしてまとめる
ポートフォリオとはこれまでの経歴やスキル、成果物などをまとめた資料集のようなものです。クライアントに自分自身のスキルをアピールするためにも、ポートフォリオを用意しておくのがおすすめです。
ポートフォリオを見てもらうことで、クライアントに対してゲーム開発にどのようなこだわりを持っているのかも伝えられるため、案件獲得の際にもミスマッチを防げるでしょう。
案件に応募する
ここまでの準備ができたら、案件に応募してみましょう。最初のうちはなかなか希望の案件を獲得できない可能性もあるため、仕事を選り好みせずさまざまな案件を受注してスキルと実績を積み上げていくのがおすすめです。
実績が増えていけば、だんだんと高度なスキルが要求される高単価な案件も獲得できるようになっていきます。
受注して制作する
案件は自分のスキルを把握した上で受注しましょう。会社員と違い、フリーランスゲームプログラマーは自分で仕事のスケジュールを管理する必要があります。
自分のスキルや稼働時間、自分がどのくらいの仕事をこなせるのか客観的に把握した上で、問題ない量の案件を受注することが大切です。
フリーランスゲームプログラマーに求められる能力
フリーランスゲームプログラマーとして活動するためには、基本的に一人で仕事ができるだけのスキルを身につける必要があります。そのため、会社員ゲームプログラマーとして働く以上の能力が求められると言えるでしょう。
ここでは、フリーランスゲームプログラマーに求められる能力を紹介します。
プログラミングスキル
フリーランスゲームプログラマーの仕事はゲーム開発であるため、プログラミングスキルを身につける必要があります。
どのようなゲームを開発するのかによっても言語が変わりますが、コンシューマーゲームであればC言語、C++などが用いられるケースが多いです。また、ソーシャルゲームの場合はJavaやSwift、C#、Rubyなどで開発が行われるケースが多いでしょう。
自分が開発したいゲームに合わせてプログラミングスキルを身につける必要があります。
ロジカルな思考能力
ゲームプログラマーに限らずエンジニア職全般に求められるスキルですが、ゲームプログラマーにはロジカルな思考能力が必要です。
ゲームなどのシステムを構築するためには物事を順序立てて考える必要があるため、ロジカルシンキングによって効率的なゲーム開発ができるようになるでしょう。
制作に耐えうる体力と我慢強さ
ゲーム開発プロジェクトでは、スケジュール通りに作業が進まず残業が発生することも多いです。また、ゲームのクオリティを上げるための作業のやり直しや内容の変更が発生することも多いため、納期前になると休日返上での作業や徹夜の作業が発生することもあります。
ゲームプログラマーとしてゲームを完成までこぎつけるためには、体力や我慢強さも必要になります。
円滑なコミュニケーション能力
ゲーム開発プロジェクトは基本的にチームで開発が行われることになるため、さまざまな人と協力しながら仕事をすることになります。また、ゲームプログラマー以外にもプロデューサーやディレクター、Webデザイナーなど異なる職種が関わることになります。
円滑な業務を進めるためにもコミュニケーション能力が求められるでしょう。特に上流工程の業務に携わりたい場合は、コミュニケーション能力を磨いておく必要があります。
数学や英語などの学力
初回公開日:2022年07月04日
記載されている内容は2022年07月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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