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「嬉しい」の敬語を正しく使いこなそう!場面別の使い方や例文も紹介

更新日:2024年10月24日

「嬉しい」の敬語の正しい使い方をご存知でしょうか。本記事では、「嬉しい」の敬語について、その種類や使い方、例文をご紹介します。「嬉しい」の敬語の正しい使い方についてや、使う上での注意点を知りたい方は是非この記事をチェックしてみてください。

「嬉しいの敬語はある?」
「上司に嬉しいです以外の喜びを伝える方法はある?」
「ビジネスシーンで避けた方がよいのはどんな言葉なの?」
このように、ビジネスシーンで使う「嬉しい」の敬語には、沢山の不安や疑問があるのではないでしょうか。

本記事では、「嬉しい」の敬語を正しく使いこなす方法について紹介しています。また、「嬉しい」の敬語表現を使う際の注意点をいくつか解説しています。

この記事を読むことで、「嬉しい」の敬語表現を知ることができるでしょう。いくつか種類があるため「嬉しい」の対象に応じて、使える言葉を探しましょう。

「嬉しい」の敬語を正しく使いこなしたい方や注意点を知りたい方は、是非この記事を読んでみてください。

「嬉しい」の意味

「嬉しい」という言葉の意味は、「自分の望み通りになって満足していること」「相手から受けた行為に感謝していること」を表します。

この意味からもわかるように、「嬉しい」という言葉には明るいポジティブな印象を抱く方がほとんどでしょう。そして、「嬉しい」という表現は、日常生活でもビジネスでも使う機会が多々あるのではないでしょうか。

それでは、この「嬉しい」という言葉の敬語表現についてチェックしていきます。

「嬉しい」を表す敬語表現

最上級の喜びを表す「嬉しい」の敬語表現は、「大変光栄です。感謝いたします」「この上なく嬉しく存じます。ありがとうございます」「涙がでるほど嬉しい限りです。恐れ入いります」などがあります。自分の喜びと感謝の気持ちを強調して表す言葉です。

「嬉しい」気持ちを強調する言葉「大変」「この上なく」「まさに」「最高に」を足すことによって、最上級の喜びを敬語でも表すことができます。

「嬉しい」の敬語表現は、「光栄でございます」「光栄に存じます」「幸いでございます」「幸いに存じます」「感謝いたします」などに代えることができます。

自分と相手の関わり合いによる親密さやその場にあった的確な敬語表現で、自分の嬉しい気持ちを誤解されずに正しく伝えられるように努めましょう。

嬉しく思います

たとえば会社の上司から「頑張っているね」と褒められたときを想定してみましょう。仕事がたてこんで残業が続いているときは、精神的にも肉体的にも疲労感が増しています。そんな時に、上司から思いがけない言葉をかけられたら、忘れていた笑顔も出てくるでしょう。

そんなときは嬉しい気持ちを言葉にするのではなく、笑顔で会釈をするだけでも十分に通用します。ですが、言葉で「嬉しく思います」とはっきりと自分の気持ちを言語化することによって、自分の頑張ろうという気持ちを再確認することができます。また、会社の上司もそんな貴方に対して好印象を抱くでしょう。

嬉しく存じます

「嬉しく存じます」は日常的に使う敬語表現とはいえません。「存じます」は「思います」の謙譲語なので、「嬉しく思います」という敬語表現より格段と仰々しい雰囲気です。「嬉しく思います」と言える目上の人よりもより深く尊敬して敬意を払っているときに使う表現です。

例えば、自分の才能ではとても目をかけてもらえないと思っていたその道の達人から、「なかなか良い物を作っているね」と声を掛けてもらった時に、「ありがとうございます。嬉しく存じます」と口にする場合もあるでしょう。

またコンクールなどで賞をもらったときなど、壇上で感謝の気持ちを述べる場面で、「嬉しいです」や「嬉しく思います」ではなく、「嬉しく存じます」と口にできたら信頼に値するしっかりした人物だと印象づけることができるでしょう。

光栄です

ビジネスシーンで褒められたとき、「嬉しいです」と返すより「光栄です」と返す方がスマートでしょう。

「光栄」には、「業績や功績を褒められて名誉に感じること」という意味があります。その意味からも、ビジネスで使用しやすい言葉と言えるでしょう。

また、「光栄です」をさらに丁寧な表現にしたいときは、「大変光栄です」と表すのがおすすめです。口頭でも文語としても使用できる便利な表現です。

ありがとうございます

嬉しい気持ちを表すなら、「ありがとうございます」とシンプルな表現も良いでしょう。

感謝の気持ちを伝えるときに、当たり前に使われる言葉です。「ありがとうございます」は丁寧語なので、ビジネスシーンでも使用して問題ありません。

恐縮です

「恐縮」は、「ありがたさに身がすくむ」という意味があります。そのため、褒められて嬉しいときに、「恐縮です」と使うのが適しています。

「恐縮ですが、○○をお願いいたします」など、謝るニュアンスで使用されることもある言葉です。しかし、嬉しい気持ちを表すときに使うことも正しい使用方法なので、活用してみましょう。

恐れ入ります

「恐縮」と同じように、感謝と謝罪の言葉を併せ持っているのが「恐れ入ります」です。

「恐れ入りますが」はクッション言葉として使われることも多いでしょう。しかし、身に余るような嬉しい気持ちを表すのに、「恐れ入ります」と伝えることもよくある表現方法です。

例えば、仕事で高評価を得られて嬉しいときには「そのような評価をいただき、恐れ入ります」と伝えましょう。

おかげです

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初回公開日:2017年11月13日

記載されている内容は2017年11月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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