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「嬉しい」の敬語を正しく使いこなそう!場面別の使い方や例文も紹介

更新日:2023年11月29日

「嬉しい」の敬語の正しい使い方をご存知でしょうか。本記事では、「嬉しい」の敬語について、その種類や使い方、例文をご紹介します。「嬉しい」の敬語の正しい使い方についてや、使う上での注意点を知りたい方は是非この記事をチェックしてみてください。

最上級の喜びを表す「嬉しい」の敬語表現は、「大変光栄です。感謝いたします」「この上なく嬉しく存じます。ありがとうございます」「涙がでるほど嬉しい限りです。恐れ入いります」などがあります。自分の喜びと感謝の気持ちを強調して表す言葉です。

「嬉しい」気持ちを強調する言葉「大変」「この上なく」「まさに」「最高に」を足すことによって、最上級の喜びを敬語でも表すことができます。

ビジネスシーンで使う場合

ビジネスシーンで「嬉しい」を使う場合は、敬語表現を使う方が良いでしょう。

例えば、上司からのサポートで仕事がうまくいったときには「お力添えのおかげです。ありがとうございます」などが良いでしょう。

メールで使う場合

「幸甚」の読みは「こうじん」です。話し言葉で聞くことはほとんどありませんが、書き言葉では、目上の格別尊敬している方に対して、手紙で書く言葉です。意味は「何よりのしあわせ」です。

その使い方はお礼の言葉として「ご来店いただきまして幸甚に存じます」「お声をかけていただきまして幸甚の至りです」などです。ですが日常ではあまり使われることのない「幸甚」という言葉を乱用しないように注意しましょう。言葉のもつ重みがなくなってしまい、むやみに難解な言葉を使う軽薄な人物だと思われてしまいます。

依頼する場合

「〇〇していただけると嬉しい」のような依頼する場面では、「○○していただけると幸いです」と使うのが良いでしょう。

「幸い」には、お願いをするニュアンスが込められています。しかし、絶対的な依頼とは言えない曖昧な表現です。たいていは伝わりますが、期限厳守して欲しい依頼のときはストレートに「お願いします」などと言い換える方が良いでしょう。

「嬉しい」の敬語表現を使う際の注意点

「嬉しい」の敬語表現はいくつかありますので、それをビジネスシーンに応じて使い分けることが大切です。使う言葉や相手を間違えると、敬語で接したつもりが相手に対して失礼な表現にあたる場合があります。

それでは、「嬉しい」の敬語表現を使う際の注意点をチェックしておきましょう。

ビジネスシーンでの使い方には注意が必要

ビジネスシーンでは、相手や立場に応じて「嬉しい」の敬語表現の使い分けが必要です。

「光栄です」「ありがとうございます」「恐縮です」など、「嬉しい」を表す敬語はいくつかあります。その中から、適切な言葉を選んで相手に伝える必要があるからです。

「嬉しい」気持ちを表す言葉のパターンを増やし、ビジネスシーンでの会話がはずむように努めましょう。

「嬉しいです」は文法的に誤りがある

「です」は「だ」の丁寧語にあたり、形容詞に対して「だ」の丁寧語は使えません。そのため、普段使う機会も多い「嬉しいです」は、文法的には誤っています。

ビジネスシーンで使うなら、正しい敬語表現が良いでしょう。「嬉しいです」と言わずに、他の敬語表現で言い換えるのがおすすめです。

「嬉しい」気持ちの対象を明確にする

その場に適した言葉を自然に使いこなせる人は、周囲から一目をおかれるに相応しい人でしょう。内心ではとても嬉しくても照れくさくなり素直に表現できない人は、とても幼稚な人に見えるでしょう。

大人になれば「嬉しい」という素朴な感情を表に出すことは恥ずかしいことだと、誤解している人もいます。その場や対象に合った「嬉しい」気持ちの敬語表現を使いましょう。

相手の立場に応じて敬語表現を使い分ける

「嬉しく思います」や「嬉しい限りです」という「嬉しい」の敬語表現は、目上の人に対する言葉です。自分にとって目下の人に対して敬語を使った場合、周囲の人から貴方の知的レベルを疑われる恐れがあります。

また目上の人から「嬉しく存じます」など敬語を使われたとしたら、からかわれていると勘違いして自分の無能さに落ち込むでしょう。もちろん目上の人が目下の人をからかってわざと敬語を使っている場合もありますが、そうではなく本当に敬語という言葉を正しく使えない人なのかも知れません。

正しく敬語を使えないと、コミュニケーションに障害が生じてしまいます。もし、敬語の使い方に自信がない場面に遭遇したら、その場その場で確実に調べて使いこなせるように勉強しましょう。

「嬉しい」の英語表現

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初回公開日:2017年11月13日

記載されている内容は2017年11月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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