「ありました」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例

ここにありました

相手が探して居たものが「あった」と伝えるときに使います。「ここにあった」と伝える敬語表現は、「ここにありました」「こちらにありました」「ここにございました」「こちらにございました」などです。

××がありました

「資料がありました」「予約がありました」「先約がありました」など、「××があった」と相手に伝えるときには「ありました」を使います。

不備が

「不備があった」という場面でも「ありました」を使います。「システムに不備がありました。ご迷惑をおかけしております」「書類に不備がありましたので、訂正をお願いします」などの使い方をします。

ありましたか

「あったか」を敬語で言うと「ありましたか」になります。「不備はありましたか」「こちらに本屋はありましたか」「××について調べる方法はありましたか」などの使い方をします。

「ありました」の別の敬語表現例

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「ありました」には似通った表現が多数あります。「あります」は「ありました」の現在形です。「ありました」には「持っていた」に言い換えることができるものもあります。また、「見つかりました」に言い換えた方が自然な場合もあります。それぞれご紹介します。

あります

「あります」は「ありました」の現在形です。「ある」を敬語表現した形になります。「お手洗いはありますか」「突き当りを左に曲がったところにあります」「ポイントカードはお持ちでしょうか」「あります」などの使い方をします。

「ございます」も「ある」の丁寧語です。「あります」と同じ使い方をします。「このショッピングモールに本屋はございますか」「二階にございます」「灰皿はありますか」「ございます」などの使い方をします。

持っています

「ありました」は「持っています」「持っていました」に言い換えることができる場合が多いです。

「ポイントカードはございますか」「あります」は「ポイントカードはお持ちですか」「持っています」に言い換えることができます。「ライターはありますか」「あります」も「ライターを持っていますか」「持っています」に言い換えられます。

見つかりました

相手が探して居たものが「ありました」と伝える場面では「見つかりました」と言った方が自然な場合が多いです。

「私の腕時計を知りませんか」「腕時計がありました」は、「腕時計は見つかりました」に言い換えられます。「フロアマップは何処でしょうか」「ここにありました」なども「見つかりました。こちらです」などに言い換えることができます。

「ありますでしょうか」は正しい？

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「あったか」を敬語にすると「ありましたか」になります。しかし「ありましたでしょうか」という表現をする人も多いです。

「ありましたでしょうか」は正し敬語表現ではありません。「あったですか」が不自然なのと同じように、「ありましたでしょうか」も本来、不自然な表現です。