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「ないです」の敬語表現・ないですの使い方と例文・別の敬語表現

更新日:2023年12月29日

「◯◯はないです・そんなことないです・◯◯ではないです」といった使い方をする「ないです」は、ビジネスシーンでも使う機会が多い言葉ですが、敬語表現にするとどうなるのでしょうか?「ないです」の敬語表現についてを説明しています!

物が無い時

「ありません」を使った場合は、「赤色のペンキがありません」などの使い方をすることができます。「ございません」を使った場合は、「青色のペンキがございません」などの形で使用することができます。

聞いた感じの印象ですが、「ありません」の方が「自分が求めているものが無い」の印象があります。「ございません」は「相手が求めているものが無い」ことを伝えている印象がありますが、言葉としての意味(そのものが無い)はどちらも同じです。

否定する時

「ありません」を使って否定する場合は、「よく似ていますがプラスチックではありません」などの文を作ることができます。「ございません」を使って否定する時には、「彼は私の部下ではございません」などの文で伝えたい内容を示すことができます。

「否定」という行為は、「相手の思考など」を「それは違う」とすることです。つまり、否定される側の気分は良いものとは言えませんので、否定行為は良いことにはなりません。そのため、言葉遣いには気を付ける必要があります。

否定する場合、より丁寧な「ございません」を使う文の方が冷たい印象を与えます。「ありません」も同じように否定していますが、否定の意味で「ないです」を敬語で伝えたい時には、「ありません」の方が印象としてはやわらかいです。しかしながら、ビジネスシーンでは「ございません」が一般的なので、「ございません」を使用することの方が多いです。

謙遜する時

謙遜は、「良い評価を受けたことに対して、そんな良い評価をもらえるようなことはない」という傲り高ぶらない低姿勢さを意味します。

「ありません」を使って謙遜する時は、「そんなことありません」や「とんでもありません」などの形で表現されます。語尾に「よ」を付けた「そんなことありませんよ」の形にして、印象をやわらかくする人もいます。また、自分ではなく他者のことに関した否定を示す時にも「そんなことありませんよ」が用いられることもあります。問題となるのは、言葉遣いというよりも、言い方でしょう。

「ございません」を使って謙遜する時は、「そんなことはございません」や「とんでもございません」などの形になります。「とんでもない」は「全く違う・滅相もない」の意味を持ち、強く否定する意味がありますので、使い時には注意が必要です。また、「そんなことありません・とんでもありません」と同様に、言い方がポイントです。

逆に「有る」ことを表現する時は?反対語について!

「ないです」の敬語表現「ありません・ございません」を反対語にして、逆の意味を伝えたい時の使い方も見ておきましょう。

物が有る時

「ありません」の反対語「あります」を使って「物が有ること」を示す時には、「使いやすい修正ペンがあります」などの文になります。「ございません」の反対語「ございます」を使った場合は、「センチの長い定規がございます」などの形で「物が有ること」を伝えることができます。

否定しない時

「あります」を使う場合は、「一理あります」などの例文があります。「ございます」には、「そうでございます」などの使い方をします。

別の言葉を使って「ないです」を敬語で表現すると?

「ないです」の意味は、別の言葉でも表現することができます。しかしながら、ビジネスシーン向きの言い換えはあまりないため、そのことを踏まえた上でお伝えしていきます。

「物が無い」意味の場合

「物がないです」の類語として挙げられるのは、「足りません・見当たりません・存在していません」などです。「足りません」は「それは有るが数が十分ではない」ことを意味しているので、「物が十分にないです」の言い換えとして使えます。「見当たりません」は「見るところにない」の意味で、「存在していない」ことを意味します。「存在していません」はそのままの意味で、「無い」ことを表す言葉です。

次のページ:状況に合った「ないです」の敬語表現を使おう!

初回公開日:2018年03月01日

記載されている内容は2018年03月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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