「否定する」意味の場合
「否定する」の意味で「ないです」を使う時(そんなことないですの形になることが多い)の類語になるのは、「違います・異なります・認められません・受け入れられません・否定します」などです。いずれも強い物言いになるため、ビジネスシーンでは使用しない方が無難と言えますが、類語として挙げておきます。
「謙遜する」意味の場合
「ないです」を謙遜の意味で使う時には、「大げさです・そこまでのことはしていません・いえいえそんなことは」などの言葉を、類語として言い換えに用いることができます。「大げさです」は少々強い物言いであり、強い言い方をしない場合はフランクになってしまうため、ビジネスシーンには不向きでしょう。「いえいえそんな」を使った、やんわりと否定する文が無難です。
状況に合った「ないです」の敬語表現を使おう!
「ないです」の敬語表現には、「ありません」と「ございません」があります。いずれも丁寧語にあたりますが、「ございません」はとても丁寧な言葉として扱われているため、言葉遣い・敬語を要するビジネスシーンでは「ないです」を「ございません」で表した方が良いでしょう。社内の上司などには「ありません」でも問題ないこともありますが、きちんとすべき場においては「ございません」が適します。
状況に応じて、「ないです」の敬語表現を使い分けましょう。