「頑張りましょう」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例
更新日:2024年07月01日
「頑張りましょう」は同じ目標に向かっている相手を鼓舞するときに使います。励ましの言葉ではありますが、去って行く人に対して使うのは好ましくありません。
「新しい場所でも頑張ってください」「次の目標を目指して頑張ってください」などは、相手に仕事を教えたり、面倒をよく見ていたという場合であれば使っても問題ありませんが、そうでない場合はできるだけ避けた方がよい表現です。
また、別の目標に向かっているメンバーなどに対して「あなた達も頑張ってください」などの言葉をかけるのも、「頑張る」という言葉の本来の意味からすればやや不自然です。「応援しています」などの言葉が好ましいです。
「頑張りましょう」は励ましの言葉
「頑張りましょう」は「努力しましょう、忍耐しましょう」という意味なので、使うときは注意が必要です。
しかし、「頑張りましょう」は「応援している」というようなニュアンスの励ましの言葉として定着しています。相手に「頑張ってください」「頑張りましょう」と言われたときには励ましの言葉として受け取るのが好ましいです。
「頑張りましょう」の敬語表現を使いこなそう!
「頑張りましょう」は、「頑張ろう」の丁寧語です。励ましの言葉として定着していますが、「頑張る」の元の意味が「努力、忍耐する」であるため、目上の人に対しては使いません。目上の人に「努力しましょう」と言うのは失礼にあたるためです。
「一緒に頑張りましょう」「みんなで頑張りましょう」「お互いに頑張りましょう」などの使い方をします。一緒に同じ目標に向かっている同僚や友人、自分が世話をしている相手を鼓舞する時などに使います。
上司に「頑張りましょう」と言われたときに、「はい。一緒に頑張りましょう」と言ってしまうと少し失礼になってしまいます。「はい。頑張ります」「努力いたします」などの返答が適切です。
「頑張りましょう」の敬語表現を押さえて使いこなせるようになりましょう。
初回公開日:2018年03月07日
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