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「頑張りましょう」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2024年01月18日

「頑張りましょう」は相手を励ましたり鼓舞したりするときによく使う言葉です。「頑張ろう」の敬語表現にあたります。「頑張りましょう」は目上の人に対して使っても良いのか。使うと失礼にあたる場面はあるのか。などについて解説いたします。

乗り切る

一時的な忙しさなどを努力して乗り越えよう、と相手に伝えるときには「頑張って乗り切りましょう」などのことばを使います。

「大変忙しいとは思いますが、ここを乗り越えれば一息付けます。みんなで頑張って乗り切りましょう」「リハビリは辛いですが、我々も手伝いますので頑張って乗り切りましょう」などの使い方をします。

「頑張りましょう」の別の敬語表現例

「頑張りましょう」と似通った意味で使われる言葉に「力を尽くしましょう」「努力しましょう」があります。それぞれの敬語表現をご紹介します。

力を尽くしましょう

「力を尽くしましょう」も、自分が世話をしている相手や一緒に同じ目標に向かっている相手に対して使います。

「良い店にするために、一緒に力を尽くしましょう」「復興に力を尽くしましょう」などの使い方をします。

努力しましょう

「努力しましょう」も「頑張りましょう」と似通った意味です。

「売り上げ目標達成のために一緒に努力しましょう」「完成まであと一息です。お互いに努力しましょう」「私も頑張って教えますので、努力しましょう」などの使い方をします。

「頑張らせていただきます」は正しい敬語か

「頑張らせていただきます」は「頑張ります」の謙譲語にあたりますが、あまり使われません。「頑張る」という言葉を謙譲して相手に伝える場合は「努力いたします」などの言葉を使うのが自然です。

努力いたします

「努力する」の謙譲語が「努力いたします」です。「頑張ります」をより丁寧な言葉で相手に伝えたいという場面では「努力いたします」という言葉を使います。

「売り上げ目標に向かってみんなで頑張りましょう」「はい。努力いたします」などの使い方をします。

努力させていただきます

相手のために努力する、という場面では「努力させていただく」という言葉を使います。相手と一緒に目標に向かっているのではなく、相手に対してサービスを提供しているような場面では「努力させていただく」を使うと自然です。

「少しでも早く対応が終わるように私どもも努力させていただきます」「よい結婚式になるように、スタッフ一同努力させていただきます」「皆様のご旅行がよいものとなるように、案内員である私も努力させていただきます」などの使い方をします。

「頑張りましょう」を使うと失礼になる場面

「頑張りましょう」は励ましの言葉です。しかし元の意味が「努力しましょう」あるいは「忍耐しましょう」であるため、誰に対して使っても問題ないという言葉ではありません。

同じ目標に向かっていない

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初回公開日:2018年03月07日

記載されている内容は2018年03月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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