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「謝らないでください」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現

更新日:2024年04月20日

ビジネスシーンでは敬語を使わなくてはいけません。とはいえ、すぐに話せるようになるのは難しいものです。よく使う言葉から押さえていきましょう。「謝らないでください」は相手に謝罪されたときなどによく使う言葉です。「謝らないでください」の使い方を解説します。

「謝らないでください」の敬語表現

「謝らないでください」は「謝らないでほしい」の敬語表現です。

「遅くなってしまってすみません。お待たせしてしまって、本当に申し訳ございません」「どうぞ、謝らないでください。電車が遅れていたことは存じておりますので」、「ご意向に沿うことができず大変申し訳ありませんでした。お役に立ちたいと思っていたのですが、力不足で、申し訳ありません」「謝らないでください。悪いのはこちらですので」などの使い方をします。

「謝らないでください」の敬語での使い方

「謝らないでください」は、相手が何度も謝っているような場面や、相手には非がないにもかかわらず謝っている場面などで使います。相手が少し気に病んでいる様子だ、という場面では「お気になさらないでください」などの言葉を使うことが多いです。

「お待たせしてしまって本当に申し訳ありませんでした」「謝らないでください。私が時間を間違えたんです」、「筆記用具を持ってくるのを忘れてしまいました、申し訳ありません。本当に申し訳ないことをしました」「謝らないでください。私のものをお貸ししますので気になさらないで」などの使い方をします。

敬語の種類

敬語には「丁寧語」「尊敬語」「謙譲語」があります。「謝らないでください」は尊敬語にあたります。丁寧語では「謝らないで欲しいです」、謙譲語では「謝らないでいただきたい」になります。

使い方

相手が謝っている場面で「謝らないで欲しい」と伝える際に使います。

「取引先の担当者の名前を覚えていますか」「覚えていません。申し訳ないです。覚えておくべきでした。すみません」「謝らないでください。私も忘れたから聞いたんです。それに名刺を見ればわかることです」などの使い方をします。

「謝らないでください」の敬語表現・シーン別の例文

「謝らないでください」は相手が必要以上に謝っている場面や、謝る必要のない場面で謝られたときなどに使います。謝られること自体は妥当だという場面では「気に病まないでください」「お気になさらないでください」などの言葉を使うことが多いです。

メールでの使い方

「お手数ですがこの間の食事会のときに撮った写真を送付していただけますか」「申し訳ありません。添付方法が分からないです」「添付というボタンからできませんか」「分からないです。パソコンが苦手でして。本当に申し訳ありません」「どうぞ謝らないでください。お手数をかけているのはこちらです」などの使い方をします。

ビジネスでの使い方

「謝らないでください」はビジネスシーンでは同僚や部下などに対して使います。

「書類にいくつか小さいミスがありました。訂正したので確認してもらえますか」「申し訳ありません。気を付けて作ったのですが、間違っていましたか。申し訳なかったです」「謝らないでください。大筋を理解してもらうためにひとりでやってもらったんです。ミスはあるだろうと思っていました」などの使い方をします。

「謝らないでください」の敬語・上司への使い方

「謝らないでください」は相手が過剰に謝っている場面や、謝る必要のない場面で謝られたときなどに使います。

目上の人に使ってはいけないという訳ではありません。しかし、目上の人が謝っている以上、謝る必要はあるのだろうと理解すべきですので、「謝らないでください」ではなく、「お気になさらないでください」や「こちらは大丈夫です」などの言葉を使うことが多いです。

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初回公開日:2018年03月05日

記載されている内容は2018年03月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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