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「どうですか」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現

更新日:2024年08月15日

相手がどんな状況なのか、どんな具合や予定なのかを聞く時に使う「どうですか」。普段の会話でよく耳にすると思います。今回は「どうですか」を使った敬語表現や仕様可能なシチュエーション、また「どうですか」から派生した敬語表現について説明します。

よろしかったでしょうか

再確認する表現で、「3月20日のプレゼンは14時からということでよろしかったでしょうか。」のように「具体的な内容」+「これでいいよね」を丁寧に表現しています。

「どうですか」と「いかがでしょうか」の敬語の違い

「どうですか」「いかがですか」の使い分けは、誰と話をするのか、どんな内容の話をするのかによって決まります。
「どうですか」がふさわしい場面、「いかがですか」がふさわしい状況は異なりますので注意しましょう。

どうですか

「どうですか」は親しい関係の中で使う言葉です。きちんとした敬語には足りないけれども、同級生どうしで交わす言葉よりも少し丁寧にしたい場合に使われます。

たとえば「このあと一緒にどうですか。」「塩加減はどうですか。」「調子はどうですか。」は、どのような状況で話されるでしょうか。まず、親しい先輩に後輩が話しかけている状況が考えられます。

他に、同級生どうしの会話であっても、その会話に目上の人も参加しているので言葉を崩せないような状況にある時です。きちんとした言葉は必要だけれども、同級生どうしのため尊敬語や謙譲語を使うとおかしなことになる時に、丁寧語をつけた「どうですか」はふさわしいです。

いかがでしょうか

「いかがでしょうか」は目上の人に使う敬語表現です。自分を下げる必要がある状況、たとえば上司や取引先との会話で使うことができます。

相手の状況を聞く「いかがでしょうか」には「工事の進行状況はいかがでしょうか」や「明日の予定はいかがでしょうか」などがあります。

また、「この靴であればこのバッグはいかがでしょうか。」や「ご家族でご相談いただくのはいかがでしょうか。」などやんわりと提案する状況にも使うことがあります。

逆に親しい間柄の会話で使うと、冷たい感じがしたり、壁を感じたりしてその場にそぐわない表現になりますので注意しましょう。

相手にあわせて「どうですか」を使いこなす

「どうですか」はそのままでは目上の人に使うことができない言葉です。丁寧な敬語を使うと、かえっておかしなことになる関係だけれども、きちんとした言葉が必要なシチュエーションで使いましょう。

目上の人に、状況や意向を確認する場合は「いかがですか」「いかがでしょうか」を使いこなせるように、普段から意識をするのも良いでしょう。

初回公開日:2018年04月02日

記載されている内容は2018年04月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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