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「訪れる」の敬語表現・訪れるの使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2024年11月21日

「訪れる」の意味や「訪ねる」との違いや「訪れる」の敬語表現をみていきます。また「訪れる」の敬語表現の具体的な使い方や例文も紹介しています。「訪れる」を別の言葉で表すとどうなるか、またその敬語表現も例文とともにみていきます。

「訪れる」の関連語には「やってくる」や「訪問する」「参上する」「上がる」など、行くこと・来ることに関連した言葉があります。前述の例文を別の敬語表現で表してみましょう。

相手が「訪れる」場合の別の表現例文

「お客様の田中様が明日本店に訪れる」の場合は、「お客様の田中様が明日本店にお顔を見せてくだいます」とも表現できます。訪れることを顔を見ることで間接的に表しています。

「山田先生は今日は鈴木さんの家に訪れる予定だ」の場合は、「山田先生は今日は鈴木さんの家に訪問される予定です。」とも表現できます。「訪問する」は「訪れる」に言い換えても違和感かない言葉です。

「社長は京都の祭りに視察のために訪れる」の場合は、「社長は京都のお祭りに視察のためにご来場されます」とも表現できます。お店であれば「ご来店」、自宅であれば「ご来宅」、会社や自宅などは「ご来訪」というように便利な敬語表現です。

自分が「訪れる」場合の別の表現例文

「明日そちらの支店に訪ねる(訪れる)」の場合は、「明日貴社の支店に参上いたしますのでよろしくお願いいたします」とも表現できます。自分が行くことをへりくだって表した敬語表現です。

「これから論文提出のために先生の自宅を訪ねる(訪れる)」の場合は、「これから論文提出のために先生のご自宅をお邪魔させていただきますのでよろしくお願いいたします」とも表現できます。目上の相手に使うには少し軽い敬語表現です。親しい相手に使う方がよいでしょう。

「昨日は大仏をみに鎌倉を訪れた」の場合は、「昨日は大仏をみに鎌倉に足を運びました」とも表現できます。「訪れる」ことを「足」を使って表した表現方法です。

「少しずつ木々の芽が出て春が訪れる」の場合は、「少しずつ木々の芽が出て春がやってきます」とも表現できます。「やってきます」は「訪れます」よりくだけた雰囲気を持つ表現です。

「訪れる」ことで世界を広げよう

「訪れる」の意味や「訪ねる」との違い、「訪れる」の敬語表現や使い方、例文をみてきました。また別の敬語表現を例文よりみてきました。

「訪れる」は相手が主体のときと自分が主体の時では使い方が異なります。尊敬語や謙譲語を意識して敬語表現が使えるようにしましょう。また、季節や状況を表す「訪れる」では丁寧語で表し、尊敬語や謙譲語を使って違和感のある文章を作らないように気をつけましょう。

「訪れる」には現在の場所からある場所へ移動する意味から、ビジネス上での訪問ももちろんありますが、旅や新しい場所を想像させてくれる言葉です。史跡や知人のいる場所など、自分がまだ行ったことのない場所へ「訪れる」ことは知識が増え、その場でしかわからない雰囲気を味わったりできます。いろいろな場所に「訪れる」ことで肌で多くを感じて世界を広げていきましょう。

初回公開日:2018年04月09日

記載されている内容は2018年04月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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