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「決める」の敬語表現・決めるの使い方と例文・別の敬語表現

更新日:2024年10月02日

皆さんこんにちは、今回は「決める」の敬語表現・決めるの使い方と例文・別の敬語表現と題して、「決める」という言葉の正確な敬語表現や用法、またさまざまな分野で扱われる「決める」の用例についてご紹介します。ぜひ「お役立ち情報」としてピックアップしてみてください。

「決める」という言葉について

「決める」や「決定する」という言葉・表現は日常語としてもよく使われています。これらの言葉はビジネス上のやり取りにおいても頻繁に使われています。特に部下が上司に対して、「何かを決意したり先の物事について相談したりするとき」に使用されます。

「物事を決める」というのは日常でもそうですが、特にビジネス上においては、今後の成り行きや仕事のやり方・環境そのものを抜本的に変えるときです。「決める」や「決定する」という言葉・表現が、非常に大きな転機の際に投げかけられる言葉であることがわかります。

「決める」の敬語表現

先述しましたように「決める・決意する・今後の方針を決定する」といった転換期を表す場面では、たとえば部下から上司への相談があったり、また上司から部下への勧告や忠言であったりと、実にいろいろな状況が考えられます。

また、提携会社との協力の下で仕事の方針が決められる際にもこの「決める・決意する・今後の方針を抜本的に決定すること」という仕事の環境を変える場合も出てくるため、「仕事上において何かを決める」ということは非常に大きな表明にもなってきます。

・今後のことについてご相談させていただきたいのですが
・現在の連絡交換の仕方についてご助言をいただきたいのですが
・わたくしどもの今後の仕事との関わりについてご相談させていただきたいのですが

このように、何かを決める際には「相談」という形でまず上司や提携会社との意見交換から始まる場合が一般的です。

丁寧語

丁寧語というのは「不特定多数の人々に公示できる、丁寧な言葉遣いによって示す敬語表現」を指し、主に「です・ます調」によって当たり障りのない敬語表現を意味します。この丁寧語を使って「決める・決意した旨」を相手に伝える場合でも、必ずはじめには相談や、助言をもらうといった姿勢で相手にその旨が伝えられます。

・少しお時間をいただきたいのですが
・今後のことについてご相談させていただきます
・ご助力をお願いしたいのですが
・ご助言をいただきたいのですが
・今後の仕事の方針についてご相談があるのですが

このように相談をはじめ、まずは意見交換から今後の方針や仕事の環境を決める案をもらうことから始め、その後の仕事との関わり合いや仕事環境・システムの変容について、相対的に見直すことが肝心になります。

尊敬語

尊敬語というのは「目上の人や立場が上位にある人に対し、話者が一報的に敬意を示す敬語表現」を意味し、主にビジネス上のやり取りで、多くの場面で使われる一般的な敬語表現となります。これは主に、部下から上司へ対して使われる場合が多く、「される」や「なされる」などといった、敬語ならではの表現が普通に見られる表現を指します。

・ぜひご相談させていただきたいのですが(話者が部下で相談する相手が上司の場合)
・お決めになられました(上司の言動について言う場合)
・ぜひ今後の取り組み方についてお教えください
・今後の方針についてお考えになられました
・今後の相談につきまして、ぜひお目どおり願いたいのですが

この尊敬語表現では特に「部下から上司へ相談される場合」が多く見られるため、話者と相手との立場のあり方(上司と部下の関係のあり方)をしっかり把握しておく必要があります。

「決める」の敬語での使い方

先でご紹介しましたように「決める」の敬語表現はまず、上司から部下へ決意表明が下される場合と、部下から上司へ相談の形で上告させる場合とがあり、そのいずれの場合かによって「決める」の敬語表現例も変わります。

・お決めになる(部下が上司の言動について言う場合)
・お考えになられる(部下が上司の言動について言う場合)
・このように決定されました(部下が上司の言動について言う場合)
・ご相談させていただきたいのですが(部下が上司に相談を持ちかける場合)
・ぜひ今後の仕事の方針についてご助言をいただきたいのですが(部下が上司に相談を持ちかける場合)

このようにいろいろな場面や状況がありますが、特に上司と部下との関係について把握しておき、上司と部下のどちらがどちらに「決めること・決意したこと」を伝えるかをしっかり確認する必要があります。

敬語の種類

日本語には大きく分けて3種類の敬語表現があり、1つ目は尊敬語、2つ目は謙譲語、3つ目は丁寧語による敬語表現で、それぞれの敬語表現は場面や状況、またその表現を交わすお互いの立場によって形容が変わります。

尊敬語は「目上の人や立場が上位にある人に対し、話者が一方的に敬意を示す敬語表現」を指し、もっぱらビジネス上のやり取りで見られる一般的な敬語表現となります。謙譲語は「相手と自分の立場や関係性を問わず、話者が自発的にその姿勢や立場を低めて敬意を示す敬語表現」を意味し、これはビジネス上でもプライベートでも多くの場面で見られる敬語表現です。

丁寧語は「不特定多数に公示できる丁寧な言葉遣いによる敬語表現」を指し、主に「です・ます調」で敬意をもって相手に伝えられる、当たり障りのない敬語表現となります。

「決める」の敬語は相談の形から

先述しましたように、たとえば部下から上司へ「物事を決める旨」を伝える場合、その決意や展望についてまずは上司に相談の姿勢で伝えられる場合が一般的です。いきなり「このように決めました・決まりました」という報告はこの場合タブーで、ビジネス上の連絡交換を見る際でも、「突然に仕事方針の変更が決定される」ということはありません。

必ず今後の方針について変更を伴うときはそれについて検討したり、その変更が部下によるアイデアであればなおさら上司や会社に対する相談、また提携会社との協力の下で仕事のやり方や環境を変更する場合も提携会社との報告・相談といった、あるていどの順序立てた変更へのステップアップが必要となります。

メールでの「決める」の使い方

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初回公開日:2018年04月01日

記載されている内容は2018年04月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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