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「伺いたい」の正しい敬語表現とは?英語での表現もあわせて紹介

更新日:2023年12月14日

「訪問したい」、「伺いたい」ということを敬語でどのように表現するのか知っていますか?この記事では、「伺う」の意味と正しい敬語表現や英語表現について解説しています。「伺いたい」の正しい使い方を知りたい方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。

「商品についてご説明させていただきたいので、御社にお伺いしてもよろしいでしょうか?」
「来週お伺いさせていただきたいのですが、いかがでしょうか?」
「申込書にサインが必要なので、今週中に伺いたく存じます」
この中には間違った敬語が含まれています。正しいと思って使っている敬語が、実は間違った敬語だったという経験はありませんか?

この記事では、「伺いたい」の意味と敬語表現について詳しく解説しています。

社会人として、二重敬語のような間違った敬語を使わないようにすることは大切だと言えます。この記事を読むことで、「伺いたい」の正しい敬語表現を使えるようになるでしょう。

「伺いたい」の正しい敬語と間違っている敬語について知りたい方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。

敬語である「伺いたい」

「伺いたい」の正しい敬語表現とは?英語での表現もあわせて紹介

「伺いたい」の敬語は複数存在しています。複数の敬語表現について理解することによって、自分の言葉のバリエーションが増えるでしょう。

ここでは、「伺う」の敬語について詳しく解説します。

「伺う」は謙譲語

大前提として、「伺いたい」はすでに正しい敬語になっているため、「伺いたい」は会話の中でそのまま使用することができます。敬語の中の謙譲語にあたるので、自分の立場を下にみなして相手に対して敬意を示すことのできる敬語表現です。

「伺いたい」という短い言葉であっても、相手に対して深い敬意を示すことができるので、目上の人と会話をしているときにも使用することのできる実用的なフレーズです。

そのため、普段から社長などと会話する機会が多いのであれば、「伺いたい」の敬語表現を使えるように努力する必要があります。

「お伺い」は二重敬語である

「お伺い」のように「お」を文章の始めにつけることによって、深い敬意を示すことができると考える人がいますが、この表現は正しい敬語ではありません。「伺いたい」だけで正しい敬語表現になっているにもかかわらず、そこに「お」を付け足すことで、二重敬語になってしまいます。

知らない間に、「お伺い」という誤った敬語表現を口にしてしまっている人はたくさんいます。そのような人と会話することがあるのであれば、同じようなフレーズを自分が使うことのないよう十分注意する必要があります。

「伺う」の意味は?

「伺う」には、大きく分けると「訪ねる」と「聞く」の2つの意味があります。

ここでは、それぞれの意味を説明しています。

訪ねるという意味

「伺う」という言葉の意味は「訪問する」、もしくは「相手の様子を尋ねる」であることが辞書などで確認できます。

そのため、単純にどこかを訪問するときに使用することのできるフレーズですが、相手の様子を尋ねるという意味もあり、誰かの様子を知りたいときにも使えるフレーズであることがわかります。

例えば、「○○に訪問したい」という気持ちを伝える場合は、「○○に伺いたいです」という使い方ができます。

聞くという意味

「伺う」という言葉の意味として、「訪ねる」以外にも「話を聞いている」や、「話を聞かせて欲しい」といったものがあります。

ビジネスシーンを例にすると、取引先の人に対して「御社の○○様より伺っております」は適切な使い方です。「伺う」は聞く人を敬っているため、社外の人に「弊社の○○より伺っております」と使うのは、不適切であるため注意しましょう。

「お伺いしたい」の正しい敬語表現は?

率直な意見を伝えたいのであれば「伺いたいです」といった表現でよいのですが、より丁寧でフォーマルな場面に適した敬語表現が他にもあります。

「伺いたい」の敬語表現を3種類紹介しますので、言葉のバリエーションを増やすためにも参考にしてみてください。

伺いたく存じます

「伺いたく存じます」は、謙譲語の「伺いたい」に「思う」の謙譲語である「存じ」、丁寧語の「ます」で成り立っています。

「伺いたいです」という言い方は自分の感情を直接的に表現していますが、「伺いたく存じます」は少しだけ遠回りな言い方になります。かしこまった言い方であるため、ビジネスシーンやパーティーなどで、「伺いたく存じます」という敬語表現が使えます。

「伺いたく存じます」という表現は、普段の生活の中で頻繁に使われているわけではありませんが、改まった言い方をしなければならないときには使用される敬語表現です。

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初回公開日:2018年03月16日

記載されている内容は2018年03月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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