仕事での独り立ちはいつ頃が適しているのか・平均期間|新入社員
更新日:2024年09月18日
仕事での独り立ちはいつ頃が適しているのか
仕事での独り立ちは職種や年齢などによっても多少は違ってきますが、大体、3年くらいは見ておくべきでしょう。仕事を覚えて成果をあげるまでには1年くらいがメドにはなりますが、それはあくまでも先輩や上司の見守りがあってのことです。仕事のやり方をすべて覚えて、自分の責任と判断で仕事ができるようになるには、3年は必要になるのではないでしょうか。
経験や年齢で、独り立ちの時期は違うのか?
当然、経験者の中途採用になると、独り立ちの時期は全くの新人よりも早くなります。半年もすれば、独り立ちはできるはずです。企業が中途採用を希望するのは、即戦力が欲しいからです。その職場では新入社員ですが、その仕事ではベテランという感じでしょうか。
社会人何年目からが一人前といえるのか?
社会人4年目から6年目からが一人前といわれている割合が多いのではないでしょうか。昔から「石の上にも3年」と言われていますが、どんな仕事も3年間経験してみて、その仕事を理解し、臨機応変に対応でき、人にも教えることができるようになって、初めて一人前となるのでしょう。
ただ、「一人前と思うと成長しなくなるのでずっと一人前ではない」と、役者や芸術家のように考える人もいます。また「ずっと一人前とおもっている」という人もいます。ずっと一人前だとおもっている人は「一人前と思わないと甘えが出る」ということです。
Q.自分は社会人何年目から「一人前」になったと思うか教えてください。
1位 4年目~6年目 42.6%
出典: https://news.mynavi.jp/article/20131201-a016/ |
2位 10年目~12年目 16.4%
3位 1年目~3年目 14.6%
4位 7年目~9年目11.6%
5位 13年目以上 10.4%
営業職の独り立ちまでにかかる平均期間は?
一般的な新人研修の期間は1カ月程度と言われています。社会人としての基本的なマナーやメールの仕方、名刺の渡し方や挨拶などを学びます。それらを学んだ後は、基本的な商品知識や市場の状況を座学で教わります。そして、その後に初めて、先輩社員や上司の同行営業という研修になります。
営業職の独り立ちは、大体半年から1年といったところでしょうか。営業職といっても取り扱う商品によって、独り立ちの期間は多少、変わってはくるでしょうが、1年あれば、大概の仕事は、見守りが必要であってもこなせるようにはなります。ただし、一人でできるようになることと、営業職として認められるかどうかは一致しません。
営業職が本当の意味で一人前となるためには、やはり営業の成績が安定することでしょう。営業成績が安定して初めて、人から認められるでしょう。
新入社員の独り立ち
新卒での新入社員の独り立ちには、まず、社会人としてのマナーからの研修になります。
電話の取り方、言葉の使い方など、社会人としての基本から学ばなければなりません。特に最近は電話を取ることができない新人や、スマートフォンの普及によりパソコンが使えない新人も多くなっているようですので、研修もなかなか大変です。
研修内容が増えてしまうと、当然独り立ちの時期も遅くなってしまいますが、早い独り立ちは、しなくてもいい失敗の引き金になりますので、研修は3ヵ月を考えておく方がいいでしょう。
医者の独り立ちはいつ?
大学病院などで、さまざまな診療科を経験し、ベテラン医師や指導医の下、患者の治療にあたる必要があります。ただ、最近は義務である研修期間2年の後、3~5年は後期研修医として専門分野で実績を積む場合がほとんどです。ですので、医者の独り立ちの時期は最低でも、大学の医学部卒業後、4~5年はかかるということになります。
研修期間は、原則として合計2年以上とすること。
出典: https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Ise... |
看護師の独り立ちする基準は?
初回公開日:2018年04月11日
記載されている内容は2018年04月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。