履歴書をクリップで留めるのはマナー違反?|クリップの止め方
更新日:2024年09月03日
履歴書をクリップでとめるのはOK?
就活では企業に履歴書を送り、書類選考が行われます。書類選考の合否によって面接に呼ばれるかどうかが決まりますので履歴書は非常に重要なものです。
内容についてももちろん大切ですが、どのように企業に送るかということも大切になります。就活では履歴書単体で企業に送付することはありません。履歴書と一緒に送付状や職務経歴書、エントリーシートなども一緒に送ります。複数書類が出てくるので紛失を防ぐためにも一つにまとめておきたいところです。
ここで問題になるのが書類を何でまとめるかです。紙類をまとめるとなるとクリップが思い浮かびますが就活では履歴書をクリップで留めても問題ないのでしょうか。
クリップで留めてもいい
結論から言えば履歴書などをクリップで留めるのは全く問題がありません。クリップで留める理由は書類がバラバラになって紛失するのを防ぐため、整理しやすくするためであり、企業にとってのメリットも同じことが言えます。履歴書などをクリップで留めている方が細部にまで気を遣える人だということがアピールでき高評価になる可能性もあります。
クリップで留めることは高評価にはなっても悪い評価になることはありません。もちろん些細なことなので気に留められないという場合もありますが、少なくともマイナスではないのでクリップで留めて書類を郵送するようにしましょう。
クリップの色に注意
クリップで留めること問題ありませんが、その留めているクリップの色などには注意が必要です。就活はビジネスの場であり、何事もフォーマルでなければなりません。そのため赤や黄、緑などのカジュアルなカラークリップだとその場にそぐわないとして減点対象になる可能性もあります。
基本的にはビジネスでも使われる銀色のゼムクリップを使用しましょう。それを使っている分には何も問題はありません。クリップは気遣いが出来ることを示すチャンスですが、クリップの選択を間違えればマイナスになります。細部まで気を抜かないようにクリップの色までしっかりと確認しておきましょう。
クリップとクリアファイル、ホッチキスどれを使うべき?
クリップ以外にも履歴書などをまとめることが出来るものはあります。例えばクリアファイルやホッチキスなどがそれらの例に当たります。クリアファイルやホッチキスはクリップと同様にビジネスの場でも用いられるものです。就活に使用しても問題ないと思う人も多いですが、履歴書などをまとめるにはどれを用いるのがベストの選択と言えるのでしょうか。
クリアファイルは履歴書をまとめやすい
クリアファイルは履歴書などをまとめやすいので使用しても構いません。複数枚にわたりクリップでは挟み切れないときなどにもクリアファイルであれば簡単にまとめることが出来るのでお勧めです。
クリアファイルを使うときの注意点としては必ず無地で透明なものを選ぶこと、そして新品を使うことです。無地で透明である理由は外側から見たときに何の書類かすぐに判別できるからです。新品であることは当然の礼儀であり、古いものを使い回して企業に提出するというのは大変失礼なことだからです。
クリアファイルに入れて郵送しようと考え、家の中を探し回れば使用済みのものが見つかることもありますがこれを使うのはNGです。必ず新品のものを探しましょう。
ホッチキスは履歴書が読みにくい
ホッチキスでしっかりと留めていれば履歴書などの書類がバラバラにならず紛失を防ぐことが出来ますが、就活においてはホッチキスで留めるのはNGです。確かにバラバラにはなりませんが、履歴書は読みにくいですし、履歴書などはコピーを取って使用することがほとんどです。
コピーを取る際にホッチキスで留められているとわざわざそれを外さなければならず、企業の手間が増えます。気遣いのつもりで企業の負担を増やしていては意味はありません。当然プラスの評価はもらえず、相手のことを考えられないとしてマイナス評価になる可能性があるので、ホッチキスは使用してはいけません。
クリップとクリアファイルの併用
適しているのはクリップとクリアファイルを併用して履歴書などをまとめることです。クリップであればすぐに外すことが出来ますし、クリアファイルならすぐに取り出しやすいです。念には念を入れて書類の保管性を高め、かつ読みやすいようにまとめられているという印象を与えることも出来ますので、評価の面でも機能性の面でもクリップとクリアファイルを併用することが良いと考えられます。
クリアファイルのメリット
履歴書などをクリアファイルに入れて郵送するのは書類がバラバラになりにくいというだけではなくその他にもメリットが存在しています。クリップと併用してクリアファイルを使うことが一番のアピールになるので、クリアファイルも忘れずに準備しておきましょう。
履歴書を守る
初回公開日:2017年07月26日
記載されている内容は2017年07月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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