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JAグループの志望動機の作り方と例文・効果的なキーワード

更新日:2023年12月10日

JAグループへの就職を希望しているなら、農業に関することだけではなく、日本の食文化に対する仕事と考えなければなりません。その中で自分にできること、これから学ばなければならないことを意識しながら志望動機をまとめることがポイントでしょう。

営農

営農指導は農業に関する知識がなければなりません。効率の良い田畑の作り方や収穫量を上げるための方策など、農業に詳しくなければ農家の人に説明することができないでしょう。

もちろん、志望動機に書いたとしても、すべてのことをわかっている必要はありませんが、間違った説明で農家を混乱させることがないようにしなければなりません。全国レベルで研究が行われていますから、それらの情報をこまめにチェックして、農家の人に情報提供することができれば、立派な仕事と言えるでしょう。

農業大学などを卒業した人なら、志望動機の書き方は簡単です。「自分が大学で得た知識が地域の人に役立つように細かく説明する仕事をしたいと考えています。また、新しい技術をいち早く収集して、農家の人の負担を減らすことができればいいと考えています。」

経済連

JAの経済連は農家の人が生産した農産物や畜産物を積極的に宣伝して販売促進を図る業務を行っています。販売数が増えれば農家の収入が増えることになり、生活基盤の安定化を図ることになります。辛い肉体労働に見合った収入を得られるようにするために、いろいろな方策を考える部門でもあります。

志望動機は自分のアイデアで農産物の販売促進を手助けしたいと記述してください。もちろん、地域によって販売している農産物は違いますから、実際の配属になってから考えなければならないことがたくさんあります。今持っている知識だけでは対応できないでしょう。それでも柔軟な気持ちを持つことが重要です。

厚生連

厚生連は保険事業や医療事業を通じて、組合員だけではなく地域住民の健康を維持するための病院経営を行っています。近年は高齢者の健康について積極的な取り組みを行うようになりました。

志望動機を書くなら、医療に携わることで、日本の農家や高齢者が元気になる手助けをしたいと考えていることを強調してください。もちろん、医学的な知識や資格が必要な現場もあります。厚生連を志望していて、農家の健康を支えるためにできることを積極的に考えられる人になりたいはずです。

単協

単農とは全農の下部組織です。それぞれの地域に根差した業務を行うことになります。全農が日本中の農家に対する指針などを決めるとしても、それぞれの地域の実情に合わせた取り組みが必要となります。一軒一軒の農家の悩みを聞き、どのような対応ができるかを考える仕事になります。志望動機のポイントは地域の農業に根差した仕事をしたいと書くことです。

JAグループの志望動機に効果的なキーワード

JAグループの業務内容は幅広いですが、志望動機を書く時にはいくつかのキーワードがポイントとなります。その効果を意識しながら、志望動機の書き方を考えてください。

農業に関わりたい

農業に関わりたいと考えている人なら、JAへの志望動機はその言葉通りでしょう。ただ、直接農家と接する機会が少ない職場もありますし、農家以外の利用者も増えてきました。農業の技術的な指導をしたり、農機具を販売したりする業務に携わることを希望しましょう。農業が日本を支えていると言う強い意識も効果的です。

食を活かした仕事

食文化は生活の重要な基盤です。それを支えているのがJAであり農家の人たちです。食を活かした仕事をするためにJAグループを希望することになります。

志望動機には漠然と農業に関する仕事をしたいと書くのではなく、食を活かすことが日本の安全を支える基盤であること、そして、そのためには農家をサポートする仕事が重要だと考えていることを明確に書きましょう。

実家が農家

実家が農家の人ならJAを志望動機としても、何の違和感もありません。むしろ、喜んでもらえることでしょう。ただ、現代の若者は農業よりもIT産業を希望する人の方が多く、農業を希望する人は少なくなっています。

実家が農家であることをアピールすれば、農家の苦労や喜びを知っていると理解してもらえます。つまり、対応するお客様のことがよくわかった人材と判断してもらえばいいでしょう。

現実には実家が農家でもほとんど手伝いをしていない人もいるでしょう。しかし、それを問題にする必要はありません。自分はやっていなくても、農家として仕事をしている親を見て育ったはずです。

農業を肌で感じて育ったことを自分のメリットと意識することが大切です。そう考えると、JAに就職することで自分に何ができるか見えてくることでしょう。

地域に貢献

JAグループは全国大の組織ですが、その基本理念は地域に根差した農業を支えることにあります。地域に貢献するために自分ができることを考えて、その一つとしてJAグループの仕事があると考えてください。

志望動機の中で農業とそれを取り巻く地域に貢献できるような仕事をしたいと記述しましょう。JAでやる気があるかどうかは地域の人との触れ合いを大切にするかどうかにかかっています。

地元以外のJAへの就職希望の志望動機の作り方

JAグループの仕事をする場合、一般的には地元を希望するでしょう。しかし、都合によって地元以外を希望する場合には、志望動機の書き方に注意してください。もちろん、地元でなくても農業に関する仕事はたくさんありますし、その地域に住んでいる人、農業をしている人の手助けをしたいと志望動機に書けばいいでしょう。

また、その地域特有の農業問題や特色、特産物があります。今はそれを十分理解していないけれども、少しでも役立てるようになりたいと付け加えてください。どこに住んでいても、農業は身近な仕事であり、地域だけではなく、日本を支えている仕事だと認識していることを伝えましょう。

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初回公開日:2018年03月28日

記載されている内容は2018年03月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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