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課外活動の例・アルバイトも入るのか・履歴書への書き方

更新日:2024年01月21日

就活では学業以外の課外活動も重要視されています。課外活動でどのような経験をしてきたかによって、学生の人間性を見ることができるからです。今回は課外活動の例やアピールのコツなどについてご紹介していきます。就活を進めている人はぜひ読んでみてください。

学業とは関係がないため、一見アルバイトは課外活動に入らないように感じられます。しかし、課外活動とは「学業以外で学生時代に力を入れたこと」です。そのため、アルバイトも課外活動の1つです。アルバイトでアピールしたいことがある人は、アルバイトのことを書きましょう。

アルバイトでアピールをする時は、「お客様が快適に過ごせるように頑張った」「売り上げを伸ばす工夫をした」という実績だけをアピールしようとする人が多いです。しかし、それだけでは人事の心までは響きません。アルバイトを通してこれからどのように仕事で活かすかまでしっかりと考えましょう。

課外活動の履歴書への書き方

何を課外活動としてアピールするかを決めたら、実際に面接官に話すと考えてアピールポイントを作っていきましょう。趣味を課外活動としてアピールする際のコツを例と一緒にご紹介していきます。趣味以外の活動を取り上げる際も、同じことを抑えておきましょう。

①最初に何をしたか簡潔に述べる

まず最初に、何がアピールポイントかを述べ、簡単に説明します。課外活動に限らず、自己PRでは結論を最初に述べると論理的で、知的な印象を残すことができます。

「私の趣味はカメラを使った写真撮影です。友達の写真を見て、自分も綺麗な写真を撮りたいと思ったのがきっかけでした。」

②活動を通して人間性をアピールする

活動の説明だけで終わってしまう人が多いですが、人事が知りたいのは課外活動を通したあなたの人柄です。あなたの人柄が垣間見えるような活動内容をアピールしましょう。

「カメラのレンズや器材はどれも高価なので、アルバイトをして貯金して購入しました。よく山に行って、野鳥を撮影しています。鳥が現れるまでは時間がかかりますが、辛抱強く待って現れた時の感激はとても大きいです。」

この例からは、①アルバイトをたくさんして貯金できる努力家であること、②野鳥が現れるまで待てる辛抱強さが垣間見えます。

③仕事にどう活かせるかアピールする

最後に活動を通して人間として成長できた面と、仕事にどう活かすつもりかをアピールしましょう。直接仕事に繋がらないような活動でも、掘り下げれば仕事に活かせる要素が必ず見つかるはずです。


「カメラを始めたことで、忍耐力が身についたと思っています。目標に向かって頑張り続けられることは、仕事でも活かせるものだと考えております。」

ない場合

サークルに所属していなかったし、アルバイトもしていない、特にこれと言った趣味もないので課外活動に書くことがないという人も、諦めることはありません。課外活動の定義はとても広いです。得意なことでも十分アピールポイントになります。

「勉強の計画を立てるのが得意です」「毎日休まず講義に出席しました」といった、些細に感じられるような特技も、アピールポイントに活かせます。

特別な活動をしなかったことは悪いことではありません。自己PRでやってはいけないことは、「空欄にすること」です。些細なアピールポイントも、あなたという人間性を企業に売り込む材料になります。

周りと差をつけるポイント

希望の企業から内定をもらうには、たくさんの就活生と差をつけたり、採用側の心に響くPRをする必要があります。周囲からぐんと差をつけられるような課外活動のPRのコツをご紹介していきます。

特別なことでなくていい

就活では自分という人間を企業に売り込むことです。よって、就活に備えて誰もが驚くような特別な活動をしなければ、と張り切る人もいます。しかし、課外活動の内容そのものが内定に響くわけではありません。

課外活動と言えば3年間続けたコンビニのアルバイトくらいだな、という人も大きなアピールポイントになります。なぜ3年間も続けられたのか、アルバイトの経験でこれからの仕事に活かせるのは何なのかなど、掘り下げればアピールできるポイントはたくさんあります。

企業はあなたが何をしてきたかではなく、あなたという人間性を知りたいということを覚えておきましょう。

一番大きな課題と乗り越えた解決策を

課外活動をしてきたなら、何かしら困難に陥ったことがあるはずです。どんな仕事をするにあたっても、起きた問題を解決できる力は必ず求められます。課外活動中に起こった困難と、どのようにそれを乗り越えてきたかを具体的にアピールできるようになりましょう。

問題解決力はどの職場でも求められています。また、あなたが周囲の人と協力して問題に立ち向かえるかということも判断できます。アピールするために成功経験ばかりを語る人もいますが、あえて失敗談を語ることで、あなたが柔軟に物事に対応できる人間だということをアピールできます。

どのように仕事に貢献できるかをアピール

次のページ:課外活動の定義

初回公開日:2018年04月17日

記載されている内容は2018年04月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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