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積極性を身につける方法・長所と短所|主体性との違い・自己PR方法

更新日:2024年11月02日

積極性は様々な場面で役に立つものです。しかし積極性には長所も短所もあります。また積極性を身につけようとしてもすぐには難しいので、その方法について簡単なものから順に解説をしています。また積極性を自己PRに利用する際の注意点や例文にも触れています。

積極性とはどういうもの?

「この人、積極的だなぁ」と感じる人が、友人や職場といった周囲にいらっしゃいませんか?また「その積極性を自分が身につけることが出来たらいいいなぁ」と思ったことはありませんか?

「積極性」とは、以下のような意味を持っています。

進んで物事を行おうとする性質。

コトバンク/デジタル大辞泉より

出典: https://kotobank.jp/word/%E7%A9%8D%E6%A5%B5%E6%80%A7-5479... | https://kotobank.jp/word/%E7%A9%8D%E6%A5%B5%E6%80%A7-5479...

意味の通り自分から進んで物事を行う性質を持っていると共に、その行動がポジティブな感情から起こっているということも積極性には含まれています。また積極性というものは、むやみやたらに行動することとも違ったものとなっています。

まずは積極性がある人の特徴を見ていきましょう。

積極性がある人の特徴

積極性がある人は、意味の通りまず自らが進んで行動を起こす特徴があります。行動といっても動くものだけではなく、発言や周囲への気配りといったものに対しても率先して行おうとする姿勢を指しています。

また率先して物事に取り組めるということは、失敗を恐れない勇気や、自らに対して自信を持っていると言えるでしょう。その人が持つ積極性がネガティブにならないということは、積極性を発揮する中において確実な成功を見越して行動を起こしているとも言えます。

集団のまとめ役、組織のリーダーといった人が持ち合わせている場合が多いです。

積極性と主体性は違うもの?

積極性と似ている言葉に「主体性」があります。主体性の意味は以下のようになっています。

自分の意志・判断で行動しようとする態度

コトバンク/デジタル大辞泉より

出典: https://kotobank.jp/word/%E4%B8%BB%E4%BD%93%E6%80%A7-77796 | https://kotobank.jp/word/%E4%B8%BB%E4%BD%93%E6%80%A7-77796

自ら進んで、という部分において、積極性と主体性には共通点もあります。

ですが主体性はあくまで自分の意思や判断を元に目標が決められ、それに向かって行動を起こすことに対し、積極性は自分が立てた目標以外に対しても、自ら行動を起こします。

仕事の場における例としては次のようなものがあります。

「仕事をスムーズに行うために、自ら机の周囲を懸命に整頓している」

これは仕事をやりやすくしたいという目標を自分自身で決めることで机の整理を行っています。そこには主体性があると言えるでしょう。

反して積極的な例は次のようなものになります。

「全体の仕事が遅れがちなので手が空いている人からサポートに回るよう指示があった。それに対して率先して手伝いを申し出る」

こちらは他人からの指示という目標に対し、進んで行動を起こしているので積極性があると言えます。

このように積極性と主体性はニュアンスこそ似ていますが、行動に伴う目標に大きな違いを持っているのです。

積極性があることの長所と短所

積極性があるのは良い面も多くありますが、時と場合によってそれがマイナスに働いてしまうこともあります。長所と短所が紙一重であることが多いので、それぞれを自ら把握しておくことにより、積極性をどのような場面、どのようなタイミングで発揮すれば良いのかが分かってくるでしょう。

次に積極性があることの長所および短所にどのようなものがあるか具体的に見ていきます。

長所

積極性がある人の長所としては、ポジティブな気持ちを持って物事を進んで行えるという点があります。同じく率先していても、嫌々行っている人は積極性があるとは言えません。自らが「やりたい!」「言ってみたい!」と思ったことを行動に移せることが、積極性がある人の長所です。

また何事も率先して行う気質から、組織を引っ張る存在としての素質も持ち合わせています。積極性のある人は、人より先に物事を行う事、または決定することを前向きに考えることが出来、尚且つそれを苦にしない傾向があります。幅広い場面で活躍できる長所と言えるでしょう。

短所

長所を見ると一見良い面が多いと思われがちな積極性ですが、短所も存在します。

まずは積極性があり過ぎて、周囲との協調が取りづらい点です。自分でよかれと思い積極的に行動したものの、相手にとって「そこまで必要ない」と取られる場合があるのです。これでは折角の積極性も宝の持ち腐れです。

また積極性のある人は率先して行動を行うわけですが、それがせっかち・軽率・おせっかいといった風に見られる可能性があることも短所と言えるでしょう。

いつ、いかなる場面でも積極性を押し出して良い訳ではなく、ちょうど良い加減というものがあります。また積極性以上に正確さ、慎重さが求められることもあります。出来るだけ長所を前面に、短所は控えめに出来るよう、パワーバランスの取り方が大切です。

次は積極性を身につける方法について見ていきます。

積極性を身につける方法

次のページ:積極性を活かした自己PR方法

初回公開日:2017年08月01日

記載されている内容は2017年08月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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