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【男女別】就活面接で使用する適切な一人称・使ってはいけない一人称

就職活動だけではなく転職活動や大学・大学院の面接まで、すべて「わたくし」で統一しましょう。何故なら「わたくし」が最も一般的なビジネスマナーとして普及しているからです。

就活の面接で言うときに適切な一人称

面接では男女関係なく「わたくし」を使うのが正解

就職活動だけではなく転職活動や大学・大学院の面接まで、すべて「わたくし」で統一しましょう。何故なら「わたくし」が最も一般的なビジネスマナーとして普及しているからです。

「わたし」という一人称も間違いではないので使っても問題はありませんが、女性の場合「わたし」が「あたし」に聞こえてしまうこともあるので、「わたくし」にしておけば間違いありません。「あたし」は精神的な幼さ・未熟さを感じさせる一人称ですので、使うのは日常生活や友人との会話までにしておきましょう。

就活を機に面接の一人称を「わたくし」に切り替えること

女性の場合は「わたし」と「わたくし」に大きな差はないのでそこまで難しくありませんが、男性の場合は「僕」「俺」を「わたくし」に替えるのはちょっと敷居が高くなります。

ビジネスマナーとして「僕」「俺」はマナー違反になりますので、就活を絶好のタイミングと考えて「わたくし」の呼び方に慣れるようにしてください。意識すれば数週間程度で自然に「わたくし」と言えるようになります。

履歴書やエントリーシートでの一人称は?

履歴書やエントリーシートの志望動機などに記入する時は「私」と記載します。「私」と書いて「わたくし」と読みましょう。「僕」「自分」は書く場合もNGとなりますので注意してください。

就活の面接では避けた方がいい一人称

「俺」「僕」「自分」「わたし」「あたし」。

これらはすべて面接では避けた方がいい一人称です。もちろん他にも一人称はまだありますが、「わたくし」以外はすべて避けるようにしましょう。男女で分けると「自分」「僕」「俺」は男性で、「わたし」「あたし」が女性になります。それぞれ性別ごとに分けて個別に見ていきます。

1:男性の場合の一人称

ビジネスとは関係ない場面で男性が最も使う一人称が「俺」になります。友人同士の会話の中で使うなら何も問題はありません。ただし、面接ではどうでしょうか。考えただし、けでかなり違和感があります。一人称として強さがあるようにも見えますが粗雑で横暴な感じもあって、面接やビジネスシーンではまず使われない一人称と言えるでしょう。

面接以外でも上司や先輩などの目上の人に向かってはあまり使いませんので、先ほども申し上げました通り、友人や同僚といった輪の中での会話にだけ使用するのが正しい使い方となります。

日常生活において「僕」という一人称もよく使われます。印象としては「俺」よりも柔らかく、幼いイメージがあります。文語体として使われることも多いです。ただし、面接で使うのはやはりNGとなります。「僕」は自分と対等か、年齢が下の目下の人間に対して使うものとされているからです。面接の場で、目上の面接官に対して使うことは特に失礼になります。

また幼さを感じさせる一人称でもあるため、相手に頼りなく自信のない印象を与えるかもしれません。一般的な面接においては、「僕」を使うことは減点の対象とされますので、使用するだけで不合格となる可能性が上がってしまいます。もちろんそれ以外のビジネスシーンでも使ってはいけません。特に目上の人と話すときは注意しましょう。

「俺」や「僕」ほどではありませんが、意外と使っている人が多いのが「自分」です。固く、どこか硬派な響きがあることから体育会系でよく使われるようなイメージがあります。体育会系の方は大きな声でしっかりと挨拶できる人が多いこともあり、アクティブな人材を求めている企業のニーズとマッチするようにも見えますが、「自分」という一人称は面接においてはNGになります。

ビジネスマナーとして見ればフランク過ぎるのが問題です。全体の会話の中で1回〜2回使うくらいならマイナスにはなりませんが、執拗に使うと常識がなく少し無骨な印象を与えるものです。

さらには関西地方においては「自分」という言葉が「おまえ」といった二人称の意味を指すこともあります。関西出身の面接官の方に一人称の「自分」を使えば相手を混乱させることにもなるため、やはり「自分」という一人称は使わない方が得策となります。

次のページ:就活の面接で「僕」や「自分」を使わない方がいい理由

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