面接で手応えなしでも採用される理由・合格と不合格の違い
更新日:2024年06月19日
手応えなしの面接になってしまう原因には、面接に臨む自分のモチベーションや当日の受け答えなど、面接を受ける人の行動に理由があることもあります。何事にも準備は必要です。面接の対策を立てて、手応えなし面接を未然に防ぎましょう。
面接の対策や準備はしっかりと
手応えなしと感じる面接を減らすには、まず面接の事前準備が必要です。面接をする企業側に原因があることもありますが、自分でできるだけの準備をしておくことで余裕を持って面接に挑めます。
手応えなし面接にならないための準備
・企業のリサーチをする(業務内容、経営理念、経営方針、商品、求めている人材など)
・自分の長所・短所や性格、得意なことなどをまとめる。(紙に書きだすと整理しやすい)
・家族や友人と面接の練習を繰り返し行う。
・余裕を持って行動する。当日は早めの早めに行動する。
当日失敗しても大丈夫
しっかりと準備をして面接を受けたのに、上手く受け答えができなくて手応えなしと感じるケースもあります。しかし練習した通りの結果が出せなくても不思議ではありません。人間は普段と違う環境や緊張した時には100パーセントの実力を出せないものです。採用担当者も、緊張からくる多少の失敗は想定内で、考査には響かないことも多いです。自分の力の6、70パーセント程度の回答ができたなら、手応えなしということはありません。まずまずの出来と考えて、自分を褒めましょう。
【手応えなしの面接】そのほかの理由
手応えなしと感じる面接には、会社や自分に原因がないものもあります。集団面接で他の就活者がはきはきと応答していて、自分と比べてしまった。先に面接を受けた人のほうが面接時間が長かった。このように他の就活者と自分を比べてしまい、落ち込むことがあります。しかし就活者を評価するのはあくまで企業や採用担当者です。落ち込んで実力を出せなくなってはも勿体ないですので、「自分は自分」と割り切って強い心で面接に臨みましょう。
手応えなしの面接でも採用された例
手応えなしの面接でも採用された例は幾つもあります。
・集団面接で、調べていたら解る数字を質問された。自分は答えを知らなかったが、運悪く回答する順番は一番だったため、適当な数字を堂々と答えた。その他のメンバーは正しく回答して間違えたのは自分一人だった。失敗したと思いながらも、平静を装って最後まで気を抜かず面接を終えた。
・面接で自分が話しをしている時に担当者は書類を見てばかりいた。ほとんど視線をあげることなく、おそらく聞くことが決まっている内容だけを質問された。
・面接の最後に「他に平行して受けている会社はあるか」質問され、正直に「あります。」と答えると、担当者の顔色が曇り雰囲気が悪くなった。
・自分の一人前の面接が他の人より長くかかっており、面接が終わってからも面接担当者が外に出てきてにこやかに会話をしていた。自分の番の面接ではそれほど時間もかからず無難に終わったが、手応えなしと感じた。
このような一見手応えなしに見えるケースでも、採用された人は実際にいます。受け答えを失敗したり、トラブルがあっても焦らずに行動することがポイントになります。
手応えなしの面接で合格・不合格の場合の違い
手応えなしの面接で、合格と不合格になる原因は幾つかあります。面接で失敗しても、他の試験の成績や持っている資格が優秀だった場合などは採用になることがあります。また、面接の受け答えを失敗しても、まじめに取り組む姿勢や話を立て直す力が評価される場合も多いです。
反対に、いくら面接に自信や手応えがあっても、企業側が求める人材ではなかったり、他の試験結果が基準に達していない場合は不採用になる可能性もあります。また、採用予定の人が急遽辞退して、繰り上げで内定が出る場合もあるので、手応えがなくても結果がでるのを静かに待ちましょう。
結果通知が来るまであきらめないで
就職活動は時間も体力も精神力も必要で、大変な大仕事です。その中でも採用されたら自分が一緒に仕事をする人と対峙する面接では、どんな人でもストレスを感じてしまうかもしれません。面接に手応えがなくても、面接が終わったらまずは自分を労りましょう。自分に合った企業からは、思いがけず良い結果が届くでしょう。
初回公開日:2017年09月14日
記載されている内容は2017年09月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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