インターンシップで内定はもらえるのか|内定以外のメリットとは
ブラック企業を回避する
リアルな職場環境を体験できるというメリットにも通じるところがありますが、インターンシップに参加することは近年問題視されているブラック企業に入社してしまう危険性を回避できるというメリットもあります。インターンシップ中に関わる社員は、その会社に入社した場合の将来の自分の姿です。
仕事に追われて残業ばかりだったり、連日徹夜をしていたり、会社の必要経費であるはずの出費を社員が自腹で払っていたりしている場合は要注意です。企業が社員をどう扱っているのかといったことも、しっかり観察しておきましょう。
インターンでもらった内定は辞退できるのか
内定直結インターンの場合でも、もらった内定を辞退することはもちろんできます。インターンで内定をもらっても、他に進みたい業界が見つかった場合や、その企業で働いていくイメージが湧かないという場合は、なるべく早い時期に企業側に連絡を入れてきちんと辞退を申し出ましょう。
辞退するかどうか決めかねている場合も、その気持ちを正直に伝えて辞退の可能性も有りうることを申し出ておく方がよいでしょう。ただ企業はインターンでのあなたの様子を見て、ぜひ採用したいと判断して内定を出していますから、すんなり「はい、そうですか」とはならない可能性も十分にあります。
辞退したいという気持ちを伝えれば残念がられるでしょうし、引き止められるようなこともあるでしょう。そういった時でも申し訳ないからとか、断り切れないとかいう理由でしっくり来ていない会社に入社することがないようにしましょう。新卒後の入社は人生の中で一回こっきりです。
もしかすると人生の中で長い時間を過ごすかもしれない会社なので、内定を辞退するかそのまま入社するかは自分で判断をするしかありません。よくよく考えてそれでも辞退したいという時は、誠意をもって企業側に連絡を入れてお詫びをしましょう。
インターンでもらった内定の辞退を申し出る連絡方法は、できればメールではなく電話、もしくは直接来社して伝える方が良いでしょう。メールでは気持ちをきちんと伝えるのは難しいでしょうし、電話をした場合でもおそらくは会って話をしようという流れになるでしょう。
連絡をする時は、内定を辞退したいという意志表示と、なぜ辞退したいのか理由をしっかり説明しましょう。辞退をしたい理由もできるだけ嘘をつかずに、正直な気持ちを話した方が良いですが理由があまりにも失礼な場合は、理由の中でも伝えて差付けないよう、言葉を選んで伝えるようにしましょう。