スイスに移住する方法は？メリットとデメリットについても紹介
更新日：2024年10月01日
海外に移住してみたい…そんな憧れを抱いている人は多いのではないでしょうか。
海外といっても、世界にはいろいろな国があり、文化や食生活、言葉の違いなど様々です。そのなかでも近年、特にスイスに移住したいと憧れる人が多くなっています。
世界にはたくさんの国があるのに、なぜスイスに移住したいという人が増えているのでしょうか。
この記事では、スイスについて知ることができるように、スイスへの移住方法、スイスで生活するのに必要な言語や知識、スイスに移住した際の仕事について、スイスで生活するために必要なお金など、スイス移住のメリット・デメリットについて紹介していきます。
スイスへの移住を考えている人もそうでない人も、読んだ後には今よりもスイスに興味を持つことができるでしょう。
スイスに興味がある人は、ぜひ読んでみてください。
スイスってどんなところ？
スイスはドイツ、フランス、イタリア、オーストリア、リヒテンシュタインに囲まれた場所にあり、ヨーロッパのほぼ中心に位置している国です。
首都はベルンという小さな都市ですが、スイスの中心都市はチューリッヒという都市です。
スイスは「永世中立国」で、EUにも加盟していません。
EUに加入しなくても経済が回る豊かな国なのです。
スイスの高級時計も有名ですが、精密な時計は水と空気がきれいなところでしかできないといわれているので、スイスが自然豊かな国ということでしょう。
マッターホルンといったアルプス山脈に属する山も有名です。
スイス移住の方法は？
それでは、実際にスイスに移住するにはどんな方法があるのでしょうか。
基本、日本人がスイスに移住する場合、ビザ、滞在許可証、労働許可証の3つが必要になります。
滞在許可証には
・パーミットL（短期滞在許可証）・・・スイスに滞在するのが一年以内の外国人に与えられるもの
・パーミットB（長期滞在許可証）・・・スイスに一年以上滞在している外国人に与えられるもの
・パーミットC（永住許可証）・・・スイスに10年間滞在したパーミットBを持つ外国人に与えられるもの
などがあります。
パーミットCを持っていれば労働許可証も同時に与えられるのでスイスでの就労は可能ですが、パーミットBには就労が許可されているものとそうでないものがあるので、注意が必要です。
それでは、就労を目的として滞在する場合、長期滞在者用のビザの場合、リタイアメントビザを申請したい場合について、みていきましょう。
就労を目的として滞在する場合
就労を目的として長期滞在する場合、上記でも述べたように、ビザとは別に滞在許可証と労働許可証が必要です。
ただし、許可証を持っているからといって誰でも簡単に働けるわけではなく、特別な技術、資格、能力がなければ働くことができません。
就労を目的としてスイスに滞在する場合には、許可証だけでなく、仕事の能力や言語能力が大切になるといえるでしょう。
長期滞在者用のビザの場合
長期滞在者用のビザ(許可証)はパーミットBといい、スイスに一年以上滞在している外国人に与えられるものです。
通常、パーミットBを取得するときは労働許可証も一緒に取得でき、就労することができるので移住しやすくなります。
ただし、パーミットBの中でも「学生ビザ」の場合は就労することが基本的にはできないので、移住するとなるとビザの切り替えが必要となる場合もあります。
リタイアメントビザを申請したい場合
リタイアメントビザとは、一定の条件を満たした年金生活者などに対して発給される長期滞在用のビザのことで、受け入れ先の国によって違います。
スイスのリタイアメントビザ取得の条件は、
1.55歳以上であること
2.スイスとの繋がりがある事
です。
例えば、昔スイスで働いていた、恋人がスイスにいる、家族がスイスに住んでいる、などの条件があれば取得でき、スイスへの移住が可能となります。
初回公開日：2022年07月11日
記載されている内容は2022年07月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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