香典を会社から出す時の金額相場や香典返しの方法・マナー
更新日:2024年11月16日
取引先の亡くなった人 | 金額 |
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社長や会長 本人 | 30,000円~100,000円 |
社長や会長 親族 | 0円~50,000円 |
前社長 | 0~100,000円 |
業務上付き合いのある個人 | 50,000円~30,000円 |
亡くなった方との関係を思い返してみて、やはり付き合いが深くなればなる程、香典で包む金額は高くなります。
会社から香典を送る際のマナー
そもそも香典とは?
現金を不祝儀用の袋に包んだものをいいます。また相互扶助の意味合いもあり、突然訪れる「死」なので残された遺族は葬儀を行わなければいけないので突然大きな出費がある訳です。香典にはその出費に対して金銭面で助け合うという精神があるのです。
会社でも勿論、訃報の知らせが届いたら香典を準備しましょう。亡くなった人との関係性によって袋や金額も違ってくるので注意しなければいけません。
どんな香典袋が良いの?
会社関係でも個人通しでも一般的に無地の香典袋が無難です。宗教の関係で袋も変わってくるので分からない場合もあるので無地の香典袋にしておきましょう。告別式が行われるホールに問い合わせると真宗している宗派を教えてくれるので問い合わせてみるのも良いでしょう。
また、金額によって袋の種類も変わってきます。香典に包む金額が多ければ多くなるほど香典袋も派手になる傾向があるのです。
香典の金額 | 香典袋の種類 |
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3,000円~5,000円 | 水引きが印刷された略式香典袋 |
10,000円~20,000円 | 白黒の水引きをかけたもの 等 |
30,000円~50,000円 | 高級和紙に銀の水引きをかけたもの 等 |
100,000円 | さらに手の込んだ装飾がされているもの |
新札は使ってはいけない
ご祝儀などは新札でなければいけませんが、香典は突然の「死」です。新札だとあらかじめ「死」を予想して用意していたと捉えられてしまうかもしれないので香典では新札は失礼にあたります。
会社などで新札しかない場合は折り目などをつけておきましょう。古札でもボロボロすぎるのもNGです。「新札ではない」と分かる程度のお札を包むようにしましょう。
香典袋はそのまま持っていかない
お金を汚してはいけないという思いやりから、香典袋をそのまま持っていかずふくさに包むようにしましょう。弔事のふくさの色は緑・青・鼠色・紺色・紫など暗めの色を選ぶようにしましょう。会社にひとつやふたつ常備しておけば、突然のことに慌てなくてもすみますよ。
紫は男性・女性両方に使える色ですので紫のふくさを用紙しておくのが良いでしょう。
会社からの香典の書き方
袋
だいたい会社で香典を渡すときは御通夜か告別式なので表書きは「御霊前」と記入しておくのがベターです。基本、四十九日が終わるまでは「仏」にはなっていないとされているので「御霊前」で、もし渡すのが四十九日後になってしまう場合は「御佛前」とするのが日本のルールです。
会社だけではなく一般的なルールですので覚えておいても良いですね。
連名
初回公開日:2017年10月11日
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