お礼参りをする意味・金額の目安・いつするのか・お礼参りの方法
更新日:2024年07月23日
玉串料
玉串料も同じく、お礼参りなどの時に、玉串を用意できない人のために代わりにお金を納めたのがきっかけです。使える場面としてもほぼ同じで、お礼参り、ご祈祷、結婚式さらにはお葬式でも使えます。ただお守、お札などを受ける場合、玉串料は使用しません。
初穂料と玉串料の違いは?
違いをまとめると、初穂料はお礼参りをはじめとする神社で執り行うすべての祭事で使えます。またお守やお札をいただく際の表書きにも使用することができます。玉串料も同様にさまざまな場面で使えます。さらに神葬祭、神道式のお葬式でも使うことができます。ただしお札、お守りを受け取る際には使えません。
初穂料の相場
初穂料ってどのくらいの金額をお供えすればいいのだろうと疑問を持たれるでしょう。個人で神社に支払う初穂料としての相場が5,000円〜となっていて、縁起物(御守りやお札)を受け取る場合は10,000円からという神社もあります。会社でお礼参りする場合は10,000円以上が相場となっています。また神社によって規定の金額を出してある場合があるのでwebサイト、または電話で直接聞くのが得策と言えます。
もちろん人数が多くなる場合は少し多めで包むといいでしょう。また包むお金は新札の方がいいとされていますが、必ずしも新札でなければいけないということではありません
お札の向き
初穂料をのし袋に入れる際、お札の向きは上が人物の顔が印刷されている方になるようにおさめます。ただ新札かそうでないかのように、間違えたからといって何かあるわけではありません。お礼参りのような場面できっちりとやりたいという方も多いので、気持ちの部分も含め新札や向きにこだわって見てはいかがでしょうか。
新札にする以外にアイロンを使って伸ばす方法もあります。低音でアイロンを当てシワを伸ばします。完全に伸び切らなくても、できるだけ綺麗なお札を納めたいという気持ちは十分伝わるでしょう。
お礼参りのときののし袋・封筒
のし袋というのは場面によって書くべきもの、水引きなどが異なります。代表的な3つをまとめてみました。
厄払いの場合
厄払いのお礼参りの場合は、水引きが紅白であり、蝶結びののし袋、または白紙の封筒を用意しましょう。こちらは100円ショップでも売っています。上部に「御玉串料」「御初穂料」「御神饌料」このどれかを書きます。そして下部には御祈祷を受けたかたの氏名または姓のみを書きます。
安産祈願の場合
安産祈願のお礼参りに使うのし袋の場合は、同じ水引きの紅白で蝶結び、上部に「御玉串料」「御初穂料」「御礼」のどれかを書き。下部には姓のみ、または夫婦連名で書きます。夫婦連名というのは夫の氏名を中央に、妻の名をその左に書きます。夫婦それぞれの名前の中央を姓の中央にあわせて書くこともできます。夫婦別性の場合は共に氏名両方を書きます。
神前結婚式の場合
神社での挙式(神前結婚式)の場合他と異なり、紅白の水引きが蝶結びではなく結び切りのものを使うことです。 上部には「御初穂料」「御神饌料」「御礼」「御玉串料」と書きます。
下部には新郎新婦の姓を書きます。つまりそれぞれの姓が二つ並んでいる状態です。
初回公開日:2018年05月09日
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