再就職手当の支給申請書の書き方・記入例|項目別の記入の注意点
更新日:2024年06月15日
取り寄せる必要がある書類一覧
・再就職手当支給申請書
・再就職手当調査書
・雇用保険受給資格者証
・再就職先の出勤簿
・タイムカードの写し
・就職日前日までの失業認定申告書
以上が再就職手当をうけるための必要書類となります。この中で記入が必要になってくるのが再就職手当支給申請書と再就職手当調査書の2つの書類です。
失業認定申告書も記入欄がありますが、これは雇用保険(失業保険)の受給申請をする時に記入済みですので新たに記入する必要はありません。
記入にあたり特に注意するのはココ!
再就職手当支給申請書で重要なのは、再就職先が記入する欄です。その中でも大切な部分をピックアップして注意点としてご紹介します。
・「雇用開始日」失業保険の受給にも、再就職手当の受給にも大きく影響してくる日付です。基本手当日額が100%もらえるか、60%になってしまうかは大きな差です。
・「採用内定年月日」こちらも再就職手当の支給資格に大きく関わってくる日付です。ハローワークで「○月○日で記入してもらってください」と指定があるので、その日付にしてもらいましょう。
・「1週間の所定就業時間」20時間以上が必要になってきます。それ以下の場合は訂正してもらうましょう。
・「賃金月額」再就職後6ヶ月に支払われた賃金から計算した日額が前職より下回っていた場合、「就業促進手当」という別の手当の受給対象となるので大事な部分です。偽り無く記入してもらいましょう。
この他にも記入してもらう欄はありますが、特にこの部分は受給金額や受給資格に関わる大事なポイントですので間違いがないよう、本人もチェックをして疑問点があれば会社の書類作成者に問い合わせましょう。
間違いがあれば、提出前に訂正してもらう必要があります。
再就職手当の支給申請書の書き方まとめ
「失業保険はもらえるギリギリまで貰わなければ損!でも、いい求人先が見つかってここを逃すと次に良い就職先が見つからないかもしれない」そんなジレンマを感じているなら、再就職を決めて再就職手当支給申請書を提出しましょう。
支給申請書は、ハローワークへ郵送でも手続きをすることが出来ます。仕事で忙しくて平日にハローワークに行けない人でも申請し受け取ることができます。
支給申請書の本人記入欄は住所氏名など簡単なものばかりですが、重要なのは企業に記入してもらう欄です。他人任せにせずに、提出前には支給申請書を自分でもチェックしましょう。
就職先が決まったからと言って、もらえるお金は受け取らないと損してしまいます。再就職手当支給申請書を正しく用意・記入し、新しい社会生活に役立てましょう。
初回公開日:2017年07月19日
記載されている内容は2017年07月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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