【状況別】謝罪文の書き方と例文・縦書き横書きの違い|手紙
更新日:2024年11月06日
謝罪文の多くは、郵送による手紙になります。内容に問題がなくても、手紙の書き方のマナーを知らないと、謝罪の気持ちが伝わらないばかりか、逆に相手を怒らせてしまいます。事前にしっかり確認しましょう。
謝罪文の手紙の場合、便せんは原則として白無地、もしくは罫線のみが入っているものを選びます。封筒も同じく白無地が好まれますが、ビジネスの場合は社名入りの封筒でも問題ありません。筆記用具は黒いインクのボールペンか万年筆を使用してください。
表書きの書き方は、通常の手紙と同じで構いません。謝罪の手紙の場合は、「謝罪文在中」などと中身を明記しないのがマナーです。お詫びの品と一緒に郵送する場合は、品物に同封して、封筒には宛名のみを記入しましょう。
メールで送る謝罪文、書き方に決まりってあるの?
ビジネスシーンでは、メールでの謝罪文も一般化しています。メールでの謝罪は迅速というメリットがある一方、手軽とも受け取られがちです。そのため、謝罪文を送信する前後に直接会ってお詫びするか、電話で謝罪することを忘れないようにしてください。
また、メールでの謝罪文で大切なのは件名です。毎日大量に届くビジネスメールの中から、相手にすぐに謝罪文だということがわかるように配慮してください。【重要】、【お詫び】などのワードを加えると、わかりやすくなります。続けて、「商品不良のお詫び」など、何の件での謝罪なのか明記します。
本文の書き方については、通常のビジネスメール同様、宛名に続けて、挨拶と名乗りから始めて問題ありません。最後にメールでのお詫びとなってしまったことについて一言添えてから、署名をしましょう。
失礼のない書き方で、お詫びの姿勢をしっかり伝えよう
今回はプライベートやオフィシャルな場面、それぞれに使える謝罪文の書き方についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
ミスは誰にでもあることですが、だからこそ謝罪の場では人としての真価が問われます。隠したりごまかしたりするよりも、しっかり謝ることで却って評価が上がることも少なくありません。マナーに沿った、気持ちの伝わる謝罪文の書き方を知ることで、あなたのお詫びの心が伝わりますよう、願っています。
初回公開日:2017年12月28日
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