退去届の書き方と書式・手書きでも良いのか|賃貸/UR
更新日:2024年07月24日
退去届に理由は必要か
契約中の賃貸物件から引っ越しをするときには、退去届に退去理由を書かなくてはなりません。また、不動産屋さんや大家さんに退去理由を尋ねられる場合もあるでしょう。このような場合、退去理由を正直に答えてよいのでしょうか。退去届の退去理由欄には、どのようなことを書けばいいのか、詳しく説明いたします。
退去理由は素直に
結論から申しますと、引っ越しをするために、現在の賃貸物件を解約するのに提出する、退去届の退去理由は、何を書いても問題はありません。
退去理由というのは、管理会社や家主さんが、今後の運営の参考にする程度のものでしょう。退去理由について、「なぜこの理由で退去するのか」などと、詳しく説明しなければならない、なんてことはありません。あまり難しく考えず、記入するとよいでしょう。
退去理由で一般的なものは、就職、転勤、退職、入学、卒業、結婚、離婚、家族が増えた、新居の購入、実家に戻る、などの生活スタイルの変化による理由です。また、日当たり不良、騒音、古い、管理状況に不満、などという物件環境についても書くことができます。交通の不便さや利便性、家賃が高い、なども素直に書いてよいでしょう。
退去届の提出期限
退去届は、管理会社や大家さんで用意されていることがほとんどです。しかし、中には自分で退出届を用意し、自分で記入して提出するという場合もあります。
新しく引っ越し先が決まり、入居できる日が決まれば、退去届はすぐに提出するようにしてください。賃貸物件の解約の場合、1ヶ月前が基本となっているため、退去届の提出が遅れてしまうと、現在の物件と、家賃を二重払いしなければならなくなってしまいます。
引っ越し前は、することがたくさんありますし、スケジュール管理が難しいですが、家賃の二重払いを避けるためにも、退去届はできるだけ早く提出するようにしましょう。まずは、不動産屋さんや大家さんなどと、スケジュールの確認をするようにしましょう。
退去届は手書きでも良いのか
退去届は、基本的には手書きで書きます。借りていた部屋を解約する、という重要な書類ですので、漏れのないように、また間違いのないように書くことを心がけましょう。退去届のほとんどが、捺印を必要とします。全部書いて提出したけれど、押印がなく再提出になってしまった、ということのないように、提出前にはチェックするようにしましょう。
退去届はなるべく早く提出しましょう!
いかがでしたでしょうか。退去届は、普段目にすることのない書類ですので、書き方に戸惑ってしまう方も多くいらっしゃるでしょう。
しかし、記載項目は、解約日、解約する物件情報、解約理由、退去立会日時、転居先、その他です。引っ越しが決まれば、退去届をなるべく早くに提出するようにしましょう。管理会社や大家さんに確認を取ってみると、スケジュールが組みやすくなるでしょう。
初回公開日:2018年01月19日
記載されている内容は2018年01月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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