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起承転結の意味と例・作文・論文・プレゼン・レポートの書き方

初回公開日:2018年03月13日

更新日:2020年07月26日

記載されている内容は2018年03月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「起承転結」という言葉を聞いたことがありますか。「起承転結」とは物語の構成を意味する言葉ですが、これはそれぞれどういった内容を指すのでしょうか。ここでは、「起承転結」の意味や使い方、また種類別の使用例などをご紹介しますのでご参照ください。

起承転結の意味と使い方

「起承転結」という言葉を聞いたことがありますか。学校でも国語の授業などで教えられる「起承転結」は、どういった意味なのでしょうか。ここでは、「起承転結」の意味と使い方についてみていきます。

「起承転結」の意味

「起承転結」とは、古代中国の漢詩の構成が起源とされていて、ストーリー構成の基本スタイルのことを言います。「起承転結」は、物語を考える場合の基本的な形として、以下のように構成します。

・起:物語の前提を説明する
・承:事件が起こる
・転:事件を解決する
・結:その結果を書く

「起承転結」の構成は、それぞれの部分が等分で構成されるわけではなく、例えば、起は全体の10%程度、承は50%程度、転は全体の30%程度、結は10%程度というように、構成的な配分は物語によって異なります。

物語の始まりである「起」

「起承転結」の始まりの章である「起」は、ストーリーの始まりです。その物語の世界観の説明や、主人公を含めた主要キャラクターの登場であり、その物語の日常が表されることが多いです。

「承」は何か

「起承転結」の「承」にあたる部分は、事件が起こって日常が変わっていく、物語の中で最も長い部分になります。

例えば、平和な街だったのに、ある日宇宙人が地球を乗っ取ろうと攻撃が始まります。そのような場合は、平和から宇宙人の乗っ取りや攻撃と移りかわっていきます。そして、主人公にあたる人物と主要人物がその事件に立ち向かっていくというような展開になる部分が「承」です。

パニックものであれば、このような事件とそれに立ち向かうところであり、ミステリーものであれば事件そのものは「起」になって、事件に対する証拠集めや謎解き部分が「承」になります。

クライマックスの「転」

主人公や主要人物たちが目的に向かって解決する場面が「転」です。物語のクライマックス部分であり、もっとも物語上盛り上がるべき部分になります。

例えばミステリーなどでいうと、犯人を突き止めて証拠を突き付ける場面であり、宇宙人襲来であれば宇宙人を退散させるための手段を手に入れる場面になります。これまでの部分の集大成で、ここで謎が解けたり、事件の解決の糸口が見つかったりする重要なシーンです。

物語の終わりの「結」

物語上の解決までは「転」で大体終わりますが、そのままでは読者がいきなり終わりかとなってしまいます。その時間解決後に主人公と主要人物たちはどうなったのかという部分になります。物語の種類によっては、完全に解決ではなく、実は伏線として残っていたという場合の「結」もあります。

「結」は、サラっと簡潔に終わる方が、物語としては締め感があって良いでしょう。前述の例でいえば、宇宙人襲来なら宇宙人を退散させて、地球人は生き残った。そして、地球をもとに戻そうと復興に励む人々がいるという場面で終わっても良いですし、ミステリーで言えば、殺人事件が解決して、主人公の日常が戻るというような場面になります。

起承転結の例

起承転結の意味と例・作文・論文・プレゼン・レポートの書き方
※画像はイメージです

「起承転結」についての意味や使い方についてみてきましたが、ここでは「起承転結」の例をご説明します。例えば、数年前に大ブームになった「アナと雪の女王」の場合の起承転結は以下のようになります。

1.起:主人公アナはお姫様で魔法を使える姉がいたが、人々からバレないようにお城に閉じ込められていた。
2.承:あるとき王と妃である両親が亡くなり、姉エルサの戴冠式で魔法のことが皆にバレてしまう。国中は氷に閉ざされ、人々はエルサを怖がる。

3.転:アナは氷に閉ざされた世界をどうにかしようと姉のお城へ向かう。いろいろあって、アナとエルサの真実の愛により、魔法は解ける。
4.結:姉妹は仲良くなり、また街には平和が戻る。

起承転結がある作文の書き方

起承転結の意味と例・作文・論文・プレゼン・レポートの書き方
※画像はイメージです

作文を書くのが苦手という方は多いでしょう。ここでは、起承転結がある作文の書き方についてみていきます。

作文の起承転結

作文においても起承転結を考えて文章構成していくと、まとまりのあるきちんとした文になりやすいです。以下のようにまとめて作文を構成しましょう。

・起:作文のテーマに対する自分の意見を述べる
・承:先に述べた意見への自分としての解釈を述べる
・転:自分の解釈に対する細かな意見を述べる
・結:最後のまとめを述べる

起承転結といっても、作文の場合に必要なのは自分の考えや意見です。作文の場合、構成を考えながら書くとこのようになって、自分の意見がまとまらない人にとっては、なかなか難しいと感じることになるでしょう。

作文の場合はPREP法則

「PREP法則」という法則を知っていますか。このPREPとは、以下の略です。

・P=POINT:ポイントや結論
・R=REASON:理由
・E=EXAMPLE:具体例、事例
・P=POINT:ポイントと結論の繰り返し

この方法を使うと、作文が結論から入って、その理由、事例と挙げられていくため、読み手にも何を言いたい文かがわかりやすいものになります。作文の場合は、起承転結をつけて書いても良いですが、もし、なかなか書きにくいという場合は、この「PREP法則」を使って書いてみても良いでしょう。

起承転結のある論文の書き方

起承転結の意味と例・作文・論文・プレゼン・レポートの書き方
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