ストレス社会とは?|日本の現状/原因/いつから?
更新日:2024年11月02日
ストレス社会って?
皆さんは毎日ストレスを感じていますか?全くない、と言い切れる人はどのくらいいるでしょうか。人間は絶えず人との関わりの中で暮らしています。時には自分と全く性格を異とした人と顔を合わせることもあります。まさにストレス社会の渦中にいるのです。
今回は、身近なストレス社会について見て行きましょう。
ストレスとは?
1 《生体にひずみの生じた状態の意》寒冷・外傷・精神的ショックなどによって起こる精神的緊張や生体内の非特異的な防衛反応。また、その要因となる刺激や状況。
2 語勢。強さのアクセント。
出典: https://kotobank.jp/word/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%8... |
ストレスは、上記の1に関する用語です。言い換えれば、外的な要因で身体に起こる様々な障害や障害にある状態を意味しています。
ストレス社会とは?
その文字の通り、ストレスを生み出している社会です。追って説明することとして私たちの住む日本ではどのような変遷をしているのかをみていきます。
ストレス社会に関する日本の現状は?
日本のストレス社会の現状はどうなっているのでしょうか。厚生労働省が公表しているデータで紐解いていきます。やや古いですが、平成22年に実施された国民生活基礎調査のデータになります。
19才までは進学問題
男女とも、19才までのストレスの原因は受験や進学などの教育に関するストレスが70%ほどと高い数値を占めています。大学、短大、専門学校の進学や、就職など進路に大きな幅があることが要因に挙げられます。
20代は様々
次に、20代です。この年代は就職や結婚など転機にばらつきがある年代となります。中でもストレス社会の中にデビューし「自分の仕事」に関するストレスが男女とも60%と高くなっていきます。
30代では仕事と教育
次に、30代です。仕事でも経験値が増え、既婚者は子育ても本格化する年代です。「収入・家計・借金等」の項目が男女とも40%程度となります。また、「育児」の項目も30%程度に上り、ピークを迎えます。
不惑の40代も戸惑う
働き盛りである40代はどうでしょうか。子育てが少し落ち着く頃に入ります。管理職に就く年代となり、「自分の仕事」に関する項目は依然として70%と高水準です。また、この年代は自分の両親が高齢者になっていくことから「家族の病気や介護」に関する項目がまだ低水準ではありますすが、20代と比べて倍増します。
「収入・家計・借金等」「子供の教育」の項目は、子供の進学や就職の時期と重なる年代が出始めることから、ピークを迎えます。
初回公開日:2017年08月28日
記載されている内容は2017年08月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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